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ファルコンズのフットボール運営部門社長として「やり残した仕事」に挑む元QBマット・ライアン

2026年01月14日(水) 14:11

アトランタ・ファルコンズのマット・ライアン【AP Photo/Brynn Anderson】

アトランタ・ファルコンズのフットボール運営部門社長に就任した元クオーターバック(QB)マット・ライアンは、新たな役割の中でやり残した仕事に取り組む強い意欲を示している。

14年間にわたってチームの先発クオーターバックを務めたライアンは、ファルコンズをスーパーボウルへ導いた2016年シーズンにNFLのMVPに輝いた。しかし、その間にチームが頂点に立つことはなかった。いまライアンは、新たな立場からチーム初のチャンピオン獲得を後押しする機会を得ている。

ライアンにとって最優先の課題は、新たなヘッドコーチ(HC)とジェネラルマネジャー(GM)の選定を主導することだ。

現地10日(土)にフットボール運営部門社長に就任してから初めての記者会見に臨んだライアンは、火曜日に次のように語った。

「ファルコンズファンのみなさん、ドラフトで指名されて以来、私の使命は一度も変わっていない。この組織がチャンピオンになるためにできる限りのことを尽くし、その目標を達成すること」

「やり残した仕事があると感じている」

ファルコンズは8勝9敗でシーズンを終え、ヘッドコーチのラヒーム・モリスと、ジェネラルマネジャーのテリー・フォンテノーを解任。オーナーのアーサー・ブランクは、フットボール運営部門社長職を新設するなど、フロントオフィスの改革にも踏み切っている。

ライアンは、引き続き社長兼CEOを務めるグレッグ・ビードルスから、フットボール運営の指揮権を引き継ぐ形となる。新たに就任するヘッドコーチとジェネラルマネジャーはいずれもライアンの管轄下に置かれる。ブランクは火曜日、ライアンが「フットボールとフィールドの間にあるすべて」を統括すると説明した。

「彼こそ最適な人材だと考えている」とブランクはライアンについて語り、こう続けた。

「NFLコミッショナーのロジャー・グッデルとも話をし、マットと話を進めていることを伝えた。すると彼は、これ以上に優れ、賢く、献身的で、人としてもリーダーとしても、NFLにとって、そしてこのフランチャイズにとってふさわしい人物はいないだろうと言ってくれた」

ライアンは、チームの進むべき方向性を定める役割を担う一方で、ヘッドコーチやジェネラルマネジャーが従来担ってきた意思決定に介入するつもりはないと強調した。

NFLのチームでフロントオフィスの職に就くことを最初に意識した時期について問われると、ライアンは『CBS』でNFLアナリストを務めていた3年の間には「考えていなかった」と答えた。

「当時は『CBS』での仕事にとても満足していたし、その機会にも大きなやりがいを感じていた。ただ、はっきりさせておきたいのは、この役割を引き受けるとしたら、この場所しかなかったということだ。この組織とは人生の大半、少なくとも大人になってからの人生すべてを通じて、強い結びつきを感じてきた」と述べている。

ライアンは日曜日に『CBS』のプレゲーム番組にも出演し、来年の今頃にはその番組でファルコンズのプレーオフ進出について語っていたいと話していた。

ライアンはチームについて次のようにコメントしている。

「ディフェンスには若くて才能のある選手がたくさんいる。オフェンシブラインにもすごく安定した選手が何人もいて、その中には私が一緒にプレーした選手もいる。それは少し不思議で、同時にとてもクールなことだ。さらに、ビジャン(ロビンソン)という卓越したランニングバックがいて、彼がもたらす可能性も大きい。アウトサイドにも才能あるピースがそろっている」

「良い選手はそろっているが、同時に簡単ではないことも理解している。このリーグで勝つのは本当に難しく、全員の力が必要だ。全員が一体となり、それぞれの役割を果たさなければならない。だからこそ、今ある状況にワクワクしている。強力なピースが数多くあると感じているし、この組織にいる選手たちには確かな自信を持っている」

ライアンはまた、左ひざの手術を受けてシーズン終了となったQBマイケル・ペニックスJr.について「大好きだ」と語った。

ライアンの就任後、最初の3日間でファルコンズはヘッドコーチ候補6人と面談を実施。月曜日には、元ボルティモア・レイブンズHCのジョン・ハーボーと、元マイアミ・ドルフィンズHCのマイク・マクダニエルとも面接している。ビードルスは、現時点でジェネラルマネジャー候補と面談していない理由について、「コーチと話ができる時期には明確なスケジュールがあるからだ」と説明した。

ブランクは、新たなヘッドコーチとジェネラルマネジャーをほぼ同じタイミングで採用したい意向を示している。

「この2機は、ほぼ同時に着陸させることが重要だ。なぜなら、この2人の間には密な連携が不可欠だからだ」とブランクは言う。

記者会見にはライアンの妻サラと、双子のマーシャルとジョニー、末っ子のカルという3人の息子たちも同席した。子どもたちはライアンのファルコンズのユニフォームを着用していた。約1時間に及んだ会見の途中でカルが落ち着きをなくす場面もあったが、ライアンは質問に答え続け、マルチタスクをこなせることを証明できたと語っている。

【R】