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バッカニアーズRBホワイト、ボウルズHCは「守備の指揮を誰かに任せるべき」と指摘

2026年01月15日(木) 14:47

タンパベイ・バッカニアーズのラシャード・ホワイトとヘッドコーチ(HC)トッド・ボウルズ【NFL】

2025年に期待を大きく下回る8勝9敗のシーズンを送ったタンパベイ・バッカニアーズは、多くの問題を抱えていた。

フリーエージェント(FA)になる予定のランニングバック(RB)ラシャード・ホワイトはバッカニアーズの問題を解決する方法の1つとして、ヘッドコーチ(HC)トッド・ボウルズが守備のプレーコールから手を引くべきだと考えている。

『Loose Cannons Podcast(ルース・キャノンズ・ポッドキャスト)』に出演したホワイトは「そうしたら彼は楽になると思う」と語り、こう続けた。

「守備の指揮は誰かに任せて、ヘッドコーチに専念すべきだと思う。そうした方が彼にとっても良いだろうし、ヘッドコーチの仕事に集中できる気がする。適切な守備スタッフがそろっていると信じればいいだけだと思う」

「そうすれば彼の負担は軽くなるはずだ」

今シーズン、バッカニアーズにとって楽な試合はほとんどなかった。シーズン開幕から6勝2敗と好スタートを切ったものの、最初の4勝はいずれも3点差以内の接戦での勝利だった。

その後まもなく、バッカニアーズは失速し、シーズン最終戦を前に8試合中7敗を喫した。シーズン第18週に臨んだカロライナ・パンサーズ戦では勝利を収めたものの、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区制覇とそれに伴うプレーオフ出場権を獲得することはできなかった。

ボウルズHCはその後、過去にバッカニアーズを3年連続で地区優勝に導いた実績により、自身がヘッドコーチにとどまるべきだと考えていると発言。バッカニアーズのオーナーであるグレイザー家もこれに同意し、彼の続投を決定した。ただし、変更された部分もあり、攻撃コーディネーター(OC)ジョシュ・グリザードを含む複数のコーチが解任されている。

ボウルズHCが続投することに驚いたかと質問されたホワイトは、次のように答えた。

「もちろん、俺はそれに関わる幹部ではない。ただ、スタッフを大量に解雇するなら、思い切って・・・誰かの職が奪われることを望んでいるわけじゃないけど・・・すべてを新しくすべきだと思う。でも、彼ら(グレイザー家)や彼(ボウルズHC)がどう考えているかは理解できる。たぶん“もう1年やってみよう。悪くはならないだろう。確かめてみるのは悪くないはずだ”っていう感じなんだろう。もちろん、今年の状況や彼が置かれている立場はみんな理解しているし、そこからどうするかが大事だ。でも、新しいスタッフをそろえて、彼が適切な人材を採用できるようにすべきだ。それは難しいことだけど、最善を尽くして、そこからどうするかを見極めるしかない。それが一番大事なことだと思う」

バッカニアーズが苦戦していた部分で最も目立っていたのはディフェンスのパフォーマンスだ。

ボウルズHC率いる守備陣は被ヤードで19位、被得点では20位にとどまっている。

つまり、ボウルズHCが守備のプレーコールを誰かに任せるべきだというホワイトの考えは悪くないかもしれない。

2022年NFLドラフト3巡目で指名されたホワイトは、バッカニアーズでの4シーズン目を終えたところだ。ホワイトは今季、キャリー132回で572ヤード、タッチダウン4回をマークした。

ホワイトの将来は不透明だが、ボウルズHCについてこれほど率直に発言したことは、バッカニアーズに残る可能性を高めるものではないだろう。

「自分がどこへ向かうのか、本当に分からない」と語ったホワイトは「誰が俺を欲しがっているのかも、チームが戻ってきてほしいと思っているのかどうかも分からない」と続けた。

【RA】