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ローマンOCの解任を経て「新たなスタート」を目指すチャージャーズHCハーボー

2026年01月17日(土) 08:42

ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボー【AP Photo/Robert F. Bukaty】

サンフランシスコ・49ersとロサンゼルス・チャージャーズで6シーズンにわたりNFLのヘッドコーチ(HC)を務めてきた中で、ジム・ハーボーが起用した攻撃コーディネーター(OC)はグレッグ・ローマンただ1人だった。しかし、チャージャーズが今週、ローマンを解任したため、2026年にその状況は変わる。

2年連続でプレーオフで惨敗を喫し、攻撃陣が合計でわずか15点(タッチダウンは1回のみ)しか挙げられなかったことを受け、ハーボーは攻撃陣を率いる新たな方向性を模索していると語った。

チーム公式サイトによると、ハーボーは「新たなスタート、新たな方向性だ。グレッグは素晴らしいフットボールの頭脳を持っており、多くの成功を収めてきた。彼自身にとっても、チームにとっても、そしてオフェンスにとっても、新たなスタートになる」と述べたという。

2025年シーズン、チャージャーズは試合平均得点(21.6点)で20位、試合平均ヤード(333.8ヤード)で12位につけた。レッドゾーンでの苦戦が攻撃陣の課題を浮き彫りにしており、それは日曜日のプレーオフゲームでも露呈していた。

ローマン体制で結果が出なかったことについては、プロボウル選出経歴を誇るオフェンシブタックル(OT)を2人失い、スターターの組み合わせを29通りも試したオフェンシブラインや、負傷者が続出したバックフィールドなど、言い訳になり得る要素がいくつかあった。しかし、ハーボーはこうした理由を盾にOCを続投させることはせず、プレーオフでの成功こそが最終的な判断基準だと強調している。

「うまくいったことはたくさんあるし、本当によくやれていた部分もたくさんあった」と振り返ったハーボーはこう続けた。

「(オフェンシブ)ラインの組み合わせが何通りもあったのは事実だ。それは非常に厳しく、きついことだった。NFLとは容赦がなく、不公平で、厳しいものであり、それがこの世界の本質だ」

「私たちが求めているのは、自分たちを成長させる方向性だ。選手もコーチも、私自身も含めて、常にそれを追い求めている。これは結果がすべての世界だ」

ハーボーとローマンは49ersで初めてタッグを組んだ際(2011年から2014年)に成功を収めたが、その後リーグは大きく変化した。現在のチャージャーズはクオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートをはじめとするオフェンスを次のレベルへ引き上げるために、新たな指導者を必要としている。

「まずはジャスティンだ。彼を尊敬し、私たちと同じ切迫感を持って彼と一緒に仕事をしたいと考えている人。そういう人たちは本当に同じ方向を見ていると思う」とハーボーHCは語った。

「ジャスティンは非常に優秀で、スマートだ。選手としての能力には一切疑いがない。彼はGM(ジェネラルマネジャー)やコーチになろうとしているわけではない。私たちの責任は、彼を可能な限り最高の状況に置くことだ」

ローマンが去り、守備コーディネーター(DC)ジェシー・ミンターが他チームのヘッドコーチ候補として注目を集める中、ハーボーHCは今オフシーズンに攻撃陣と守備陣の両方で新たな指導者を探すことになりそうだ。

【RA】