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ジャイアンツとジョン・ハーボーが新HCの契約に調印

2026年01月18日(日) 18:14

ジョン・ハーボー【Kara Durrette via AP】

ついに、ニューヨーク・ジャイアンツが新たなヘッドコーチ(HC)を手に入れた。

ジャイアンツと、ボルティモア・レイブンズの前HCであるジョン・ハーボーが、5年契約に合意し、正式に契約を締結したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、トム・ペリセロ、マイク・ガラフォロが現地17日(土)の午後に報じた。

その後、チームからもハーボーとの契約について正式発表があった。

ジャイアンツのオーナーであるジョン・マーラは、チーム公式サイトを通じて次のように述べた。「ジョン・ハーボーをニューヨーク・ジャイアンツの次期ヘッドコーチとして指名できることを誇りに思う。ジョー・シェーンが提示してくれた素晴らしい候補者メンバーの中から、われわれは慎重かつ確信を持ってこの決定を下すことができた。数々の対話を通じて、ジョンは一貫して勝利への信念と、勝てる組織を率いるためのビジョンを示してくれた。彼と彼のご家族をジャイアンツに歓迎する」

ガラフォロは15日(木)の段階で、ジャイアンツがハーボーと契約の見込みであると報じており、ラポポートはその契約がハーボーをNFLで最高給レベルのコーチにすると付け加えていた。

ところが、ハーボーが調印しないまま、それから2日間が過ぎた。

ラポポートたちによると、ハーボーとジャイアンツは、ジェネラルマネジャー(GM)であるジョー・シェーンとヘッドコーチ間の報告体制などについて協議していたという。

今回の合意の一環として、ハーボーはシェーンGMではなく、ジャイアンツのオーナーシップ直属という形をとることになる。ハーボー自身が土曜日に『The Athletic(ジ・アスレチック)』のイアン・オコナーに明かした。

ハーボーはジャイアンツとの契約交渉について、「フットボール部門の運営構造を構築していた。ジョンとクリス・マーラ、そしてジョーとの対話は素晴らしいものだった」とオコナーに語った。「運営的にそれほど大きくなるわけではないが、それを交渉でまとめるには時間が必要だ。最終的にまとまり、われわれが進んでいく方向のスタート地点には満足している。しかし、実際の構築はこれからだ。われわれは皆共通の認識を持っている」

契約締結が2日遅れたことは、2011年シーズンにスーパーボウルを制覇してから、ポストシーズン進出がわずか2回となっているチームの復活を長く待ちわびるファンをいくらか動揺させた。

63歳のハーボーが正式にビッグ・ブルーの指揮官となったことで、復活の可能性は大いに高まった。

ジャイアンツの会長であるスティーブ・ティッシュは次のように述べた。「ジョンは、規律正しく、粘り強さを持ち、準備の整ったチームを作ることができる実績ある勝者だ。ゲームへの情熱、選手とつながる能力、そして最高レベルの舞台で率いてきた経験は、彼をわれわれにとって最高の適任者にした。共に前進できることを楽しみにしている」

スーパーボウルを制覇した経験を持つハーボーは、ボルティモア・レイブンズを率いた18シーズンのうち12回でチームをプレーオフに導き、そのうち11回で2桁勝利を記録、6回のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区優勝を果たした。文化の構築者、指導者として知られているが、レイブンズでは次第に停滞感が見えるようになり、プレーオフ進出が懸かった2025年シーズン第18週のピッツバーグ・スティーラーズ戦で敗れた後に解任されていた。

これから、彼は2012年シーズン以来、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区優勝から遠ざかっているチームの指揮官として、新たなスタートを切る。

ハーボーの手元には、QB(クォーターバック)ジャクソン・ダート、RB(ランニングバック)キャム・スカッテブー、WR(ワイドレシーバー)マリク・ネイバースという新進気鋭の攻撃トリオに加え、ブライアン・バーンズ、ケイヴォン・ティボドー、アブドゥル・カーターといった有望なパスラッシュ3人衆など、豊富なタレントがそろっている。

勝者を作り、率いる方法を知るハーボーにとって、これらは素晴らしいベースとなるだろう。

今オフの市場でチームの注目を集めていたハーボーには、アトランタ・ファルコンズやテネシー・タイタンズも関心を示していた。

コーチ体制を整え、緊張感ある2日間の待機時間を経て、ハーボーは正式にジャイアンツを率いることに合意した。

ジャイアンツは指を組み、待つだけの価値がある契約だったことを祈っているに違いない。

【M】