ライオンズが元カーディナルスOCペツィングを新OCとして採用へ
2026年01月20日(火) 11:29
ヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルは、次期攻撃コーディネーター(OC)に経験豊富なプレーコーラーを指名した。
事情に詳しい関係者の話として、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地19日(月)に伝えたところによると、デトロイト・ライオンズがアリゾナ・カーディナルスの元OCドリュー・ペツィングを招聘(しょうへい)するという。
ペツィングはミネソタ・バイキングス(2014年から2019年)およびクリーブランド・ブラウンズ(2020年から2022年)で、ケビン・ステファンスキーHCの下、タイトエンド(TE)とクオーターバック(QB)の指導を担当した。その後、直近3シーズンは今季終了後に解任されたジョナサン・ギャノンHCの下で、カーディナルスのオフェンスを率いている。
砂漠の地で展開されたペツィングのオフェンスは、明暗が分かれる内容となった。2024年シーズンには、プレーあたりのEPA(追加予想得点)で0.3を記録し、リーグトップ8に入るオフェンスを構築。一方で2025年は、クオーターバックやランニングバック(RB)を含むポジションでの相次ぐ負傷に加え、オフェンシブラインの不安定さが響き、プレーあたりのEPAは-0.6でリーグ24位まで後退した。ラン攻撃が機能しない状況の中、カーディナルスは控えQBのジャコビー・ブリセットを先発に据え、パス偏重のオフェンスを余儀なくされている。
ライオンズは、38歳のペツィングが2025年シーズンに歯車が狂った爆発力あるオフェンスを、スムーズに引き継げる存在になることを期待している。QBジャレッド・ゴフの周囲には豊富な武器がそろい、ワイドレシーバー(WR)にはアモン-ラ・セント・ブラウンとジェイムソン・ウィリアムズ、バックフィールドにはダイナミックなRBジャーマイア・ギブスが控える。さらに、健康であればTEサム・ラポルタも大きな戦力となる。ただし、今季は負傷や不安定さに悩まされたオフェンシブラインを抱えたままオフシーズンに入ることになり、この点には課題が残る。
ペツィングとともにボストン・カレッジで指導にあたり、その後そろってプロの世界に進んだベン・ジョンソンが昨季にシカゴ・ベアーズへ去った後、ライオンズはジョン・モートンを攻撃コーディネーターとして招いた。しかし、プレーコール経験が1年のみだったモートンとの試みは長続きせず、8試合を終えた時点でキャンベルがプレーコールを引き継ぐ形となった。最終的にチームは9勝8敗でシーズンを終え、ライオンズはモートンを解任している。
キャンベル率いるライオンズが2026年シーズンのポストシーズン復帰を目指す中、ペツィングにはオフェンスを再び軌道に乗せることが期待されている。
【R】



































