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「最高レベルの守備陣」を誇るシーホークスとの今季3度目の対戦に備えるラムズQBスタッフォード

2026年01月22日(木) 09:11

ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【NFL】

ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードは現地25日(日)に敵地でマイク・マクドナルドHC(ヘッドコーチ)率いるシアトル・シーホークスのディフェンスと対峙する際に、困難な課題が待ち受けていることを理解している。

今週、ジム・グレイがホストを務めるポッドキャスト『Let’s Go!(レッツ・ゴー!)』に出演したスタッフォードは、今季3度目のシーホークス戦について質問された。

スタッフォードは「今季対戦した中で最高レベルの守備陣だった」と話している。

「アウトサイドにはローテーションで出るエッジラッシャーが4人いる。中央にも本当に優秀な選手がいる。セカンドレベルの選手も素晴らしい。アーネスト(ジョーンズ)は今季絶好調だ。そしてセカンダリーにも、リーチが長く、速くて攻撃的な選手がそろっている。群れを成して襲いかかってくるグループだ」

今週は歴史的にもスタッフォードに不利な流れとなる。

日曜日の試合は得点で1位に輝いたオフェンス(ラムズ)と被得点で1位に輝いたディフェンス(シーホークス)がカンファレンスチャンピオンシップゲームで対決する、2014年以来のケースとなる。2014年シーズンはリーグトップの守備陣を誇るシーホークスがQBアーロン・ロジャース率いるリーグ首位の攻撃陣を擁するグリーンベイ・パッカーズを下した。

1990年以降、得点ランキングで1位のオフェンスがカンファレンスチャンピオンシップまたはスーパーボウルで被得点ランキングトップのディフェンスと対戦した場合の成績は0勝4敗だった(4チーム中3チームはNFL MVPを擁していた)。そのうち2勝は“Legion of Boom(リージョン・オブ・ブーム)”の愛称で親しまれるセカンダリーを擁していたシーホークスによるもので、2014年シーズンのパッカーズ戦と、デンバー・ブロンコスに大勝した第48回スーパーボウルがそれに当たる。

スタッフォードは、明確な弱点がなく、波のように押し寄せ、マクドナルドHCという戦術家が率いるディフェンスに立ち向かうだけでなく、騒がしいことで有名な観客の声にも対処しなければならない。

シアトルでプレーすることについて「いやあ、きついよ」とスタッフォードは語っている。

「フットボール界でも最高レベルの雰囲気だ。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップが、その期待を下回るなんて想像できない。彼らはホームフィールドアドバンテージを作り出すのが本当にうまい。こっちはあの場所特有の環境で、観客の声を含めていろんなものに立ち向かわなきゃならない。でも結局は芝生の上で相手と戦うことになる。しかもそれはNFLでもトップクラスの才能を持ったチームだ。ロースターは隅々まで充実している。指導も本当にしっかりしていると思うし、スピードと力強さを兼ね備えたプレーをするチームだ」

ラムズは最後にシーホークス相手に勝利を収めたチームであり、シーズン第11週に21対19で白星を挙げた。シーズン第16週の試合では、第4クオーターに30対14とリードしていたにもかかわらず、最終的には延長戦の末に38対37で敗北。その結果、日曜日の試合はロサンゼルスではなくシアトルで行われることになった。

シーズン第16週の試合で、スタッフォードは457パスヤード、タッチダウンパス3回を記録し、ターンオーバーは喫さなかった。ディフェンスもQBサム・ダーノルドに対して2回のインターセプトを決めている。しかし、第4クオーターの攻撃が3回連続でスリーアンドアウトに終わり、スペシャルチームによる2回のミスが重なったうえ、守備陣も終盤に相手を止められなかったことが敗因となった。それはまさにラムズにとっての悪夢が第4クオーターに凝縮された試合だったと言えよう。

来月に38歳になるスタッフォードは、これが2つ目のスーパーボウルリング獲得に向けた最後のチャンスとなるのかどうかを、現時点で考えるつもりはないと語った。

「そういうことは考えないようにしている」と明かしたスタッフォードはこう続けている。

「ただただ今いるチームとこの瞬間を楽しもうとしている。仕事に来るのが大好きだ。一緒に取り組む仲間たちのこともね。すでに言った通り、こういう機会は毎年あるわけじゃない。だからこそ、訪れたときにはその中に身を置き、大切にするように心がけている。これが最後の機会ではないことを願っているけど、どうなるかは分からない。本当にね。試合もシーズンも1つずつ、その都度向き合って、先のことはそこから考えればいい。ただ今この瞬間、自分がやっていることに幸せを感じていることは確かだ」

直近の7試合中5試合で、そしてここ3試合連続で相手の得点を10点以下に抑えてきたシーホークス守備陣をスタッフォードが打ち破れなければ、そうした疑問は来週、より真剣に問われることになるだろう。

【RA】