レイブンズがチャージャーズDCミンターを次期HCに採用
2026年01月23日(金) 08:47
ボルティモア・レイブンズは次期ヘッドコーチ(HC)として、ハーボー兄弟の下で働いた経験を持つ人物に目を向けた。
レイブンズがロサンゼルス・チャージャーズの守備コーディネーター(DC)ジェシー・ミンターを次期ヘッドコーチとして採用したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、トム・ペリセロ、マイク・ガラフォロが報じた。チームはその直後に正式に発表している。
42歳のミンターは、テッド・マーチブローダ、ブライアン・ビリック、そして今月初めに解任されたジョン・ハーボーに次いで、レイブンズ史上4人目のヘッドコーチとなる。
チーム公式サイトによると、ミンターは「ボルティモア・レイブンズのヘッドコーチを務めることを心から光栄に思う。この組織の価値観、文化、卓越した伝統は、私がフットボールという競技と、そのプレーのあり方について抱く信念をすべて体現している」と述べたという。
ミンターは今回の採用サイクルでリーグ屈指の人気候補の1人で、レイブンズの他にアトランタ・ファルコンズ、クリーブランド・ブラウンズ、ラスベガス・レイダース、マイアミ・ドルフィンズ、ピッツバーグ・スティーラーズ、テネシー・タイタンズとも面談を行なっていた。
ジム・ハーボーが指揮を執っていたミシガン大学(2022年から2023年)とロサンゼルス・チャージャーズ(2024年から2025年)で4シーズンを過ごしたミンターは、指揮官の座に就くためにボルティモアへ戻ってくることになった。ジムの下で働く前は2017年から2020年までレイブンズの守備アシスタントとしてジョン・ハーボーの下で活動し、ハーボー兄弟の指揮下でキャリアを積み重ねてきた。
ジェネラルマネジャー(GM)エリック・デコスタは次のように述べている。
「ジェシー・ミンターがボルティモア・レイブンズ史上4人目のヘッドコーチに就任することで合意したと発表できることを大変うれしく思う」
「ジェシーは卓越したフットボールの知性と、選手やファン層の心に響く精神性を備えた力強い指導者だ。ジェシーはフットボールに精通した家庭で育ち、このスポーツのあらゆるレベルで成功を収めてきた。私たちは彼がレイブンズを率いて前進させるのに最適なコーチだと確信している」
「ジェシーと妻のラシェル、そしてミンター家の皆さんに祝意を表したい。さあ、仕事の始まりだ!」
GM Eric DeCosta on head coach Jesse Minter: pic.twitter.com/V0kzwCV6zq
— Baltimore Ravens (@Ravens) January 22, 2026
2024年シーズン開幕以降、チャージャーズを試合平均の被得点、被トータルヤード、被パスヤード、インターセプト数(34回)、相手のレッドゾーン成功率といった主要指標でリーグ5位以内に導いた実績から、ミンターはヘッドコーチ候補として注目を集め始めた。かつての在籍期間からミンターのことをよく知っていたレイブンズは迅速に動き、ミンターとの契約をまとめている。これにより、ミンターは木曜日に予定されていたAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区のライバルであるブラウンズとの2回目の面談をキャンセルし、チャームシティでの新たな機会に集中することとなった。
ミンターは、卓越した実績で知られる慣れ親しんだ環境に身を置き、今後はその評価を守り続ける役割を担うことになる。一方のレイブンズは、長年指揮を執ってきたヘッドコーチを1月に解任したものの、約20年にわたって歩んできた路線から大きく外れることなく、ハーボーの側近を起用する決断を下した。
継続性が完全に維持されるわけではないが、チームはミンターを採用することで、可能な限り以前の路線に近い着地点を見出した。守備重視の指導者であるミンターは高い基準を求められ、大きな期待が寄せられるボルティモアで指揮を執ることになる。
【RA】



































