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QBポジションを評価中のドルフィンズGMサリバン、「答えを見つけ出す必要がある」

2026年01月23日(金) 09:43

【NFL】

マイアミ・ドルフィンズの新ジェネラルマネジャー(GM)ジョン・エリック・サリバンには、オフシーズンに取り組むべき課題が山積している。

最初の課題として、ジェフ・ハフリーをヘッドコーチ(HC)に採用することは完了した。次に待ち受けているのは、クオーターバック(QB)に関する重大な決断を下すことだ。

ドルフィンズはQBトゥア・タゴヴァイロアを今季以降もチームの構想に含めるのかどうかを見極める必要がある。現地22日(木)に就任記者会見でタゴヴァイロアについて質問されたサリバンGMは、次のように答えた。

「トゥアには大きな敬意を抱いている。彼は優れたフットボール選手だし、このリーグで多くの実績を残してきた」

27歳のタゴヴァイロアは2024年7月に4年2億1,240万ドル(約336億6,115万円)の契約延長にサインしたが、昨季終盤には当時のヘッドコーチであるマイク・マクダニエルによってベンチに下げられた。昨季はフルタイムの先発となって以来、最悪のシーズンだったと言え、14試合の先発出場でキャリアワーストとなる15回のインターセプトを喫した。タゴヴァイロア自身もシーズン終了後、他チームで新たなスタートを切ることは“最高だ”と認めている。

この状況にどう対処するのかと問われたサリバンGMは、“非常に大きな問題”だと認めつつも、タゴヴァイロアのマイアミでの将来について推測するのは時期尚早だと述べた。

「トゥアであろうと他の誰であろうと、本人と話す前にここで具体的なことについて語るのは不公平で無責任だと思っている」と語ったサリバンGMは次のようにつけ加えた。

「クオーターバックはプロスポーツの中で最も重要なポジションだ。そして最も依存度が高いポジションでもあると思っている。他のすべてのポジションと同様に評価を行い、このフットボールチームにとって最善の判断を下すつもりだ」

「トゥアであろうと他の誰であろうと、今日ここで、今後の動きや方向性について十分に理解していると話すのはウソになる。やるべき作業があまりにも多いからだ」

サリバンGMが確実に理解しているのは、自身がQBポジションをいかに重視しているかだ。グリーンベイ・パッカーズでキャリアを積んだサリバンGMは、まずテッド・トンプソンの下で、その後は現パッカーズGMブライアン・グーテクンストの下で経験を重ねてきた。パッカーズはQBポジションの層の厚さと後継計画を重視しているチームだ。アーロン・ロジャースはブレット・ファーブの後継としてドラフト指名され、ジョーダン・ラブも最終的にロジャースの後を継ぐことを想定して獲得された。

ドルフィンズでも同じ方針が踏襲される可能性はある。サリバンGMはチームの基盤構築も依然として重要な目標であることを認識したうえで、最も重要なポジションに関する判断を“無責任な形”で下すことは避けたいと強調した。

「疑問の残る方法で進めるチームはよく見かける。本当に優れたクオーターバックを獲得しても、過酷なプレーで健康を維持できなかったり、パス投げる相手がいなかったりする場合がある」とサリバンGMはコメント。

「だから、私たちは適任者を探すが、同時にその過程で確実に基盤を築いていくつもりだ。そうすれば、トゥアであれ、クイン(ユアーズ)であれ、あるいはまだチームにいない誰かであれ、切り札となる選手が誰になろうと、その選手が共に勝利をつかめるチームを整えられる」

タゴヴァイロア、ユアーズ、そして過去にラスベガス・レイダースに所属していたキャム・ミラーの3人が2026年に向けてドルフィンズと契約を結んでいる状態で、ザック・ウィルソンは今春にフリーエージェント(FA)となる予定だ。サリバンGMは、最後の3試合で先発を務め、シーズン通算で622ヤード、タッチダウン3回、インターセプト3回を記録したユアーズを称賛。2025年ドラフト7巡目で指名したユアーズは“シーズン終盤に素晴らしいプレーを見せてくれた”と語った。

一方、サリバンGMはチームに所属するすべてのクオーターバックの将来についてはまだ決まっていないと明言し、次のようにコメントしている。

「現時点では話し合うことが多すぎる。その答えを見つけ出す必要があるし、必ずそうするつもりだが、今日はその答えをお伝えできる日ではない」

【RA】