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QBニックスの足首は骨折を避けられない状態だったと明かすブロンコスHCペイトン

2026年01月28日(水) 10:07

デンバー・ブロンコスのボー・ニックス【AP Photo/Bart Young】

デンバー・ブロンコスのヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンが現地27日(火)に臨んだシーズン終了後の記者会見で、クオーターバック(QB)ボー・ニックスはもともと足首に問題を抱えており、骨折は避けられないものだったと明かした。

ニックスはディビジョナルラウンドのバッファロー・ビルズ戦で、延長戦の末に33対30で勝利したブロンコスの決勝ドライブ中に右足首を骨折した。

ニックスは先週、アラバマ州バーミンガムに移動し、足と足首の専門医として著名なアンドリュース・スポーツ医学&整形外科センターのノーマン・E・ウォルドロップ三世医師による手術を受けた。

日曜日に行われたAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームで、ニックスはバックアップQBジャレット・スティッドハムが自分の代わりにプレーする姿を見守った。ブロンコスはこの試合でニューイングランド・ペイトリオッツに10対7で敗れている。

そして、火曜日にはブロンコス幹部がニックスのケガについてこれまでで最も詳細な説明を行い、ペイトンHCは以前からあった問題によって骨折するのは“時間の問題”だったと説明した。

ペイトンHCは「判明したのは、もともと骨折しやすい状態だったということだ。手術を受けると少しばかり新たなことが分かるものだ」と述べ、こう続けている。

「“起こるかどうか”ではなく、“いつ起こるか”という問題だった。プレーを見て評価しようとしたが、執刀医も遅かれ早かれ起こっていたことだと言っていた。今後はリハビリしたり適切な装具をつけたり、そういうことを進めていくことになる」

高校時代から足首の手術を何度か受けてきたにもかかわらず、ニックスの今後の健康状態に懸念はないと強調したペイトンHCは、次のようにコメントした。

「いいか、彼はリハビリに全力を注いで準備を整え、健康を取り戻すだろう。ボールを持って走る選手として、彼はかなりうまく自分の身を守ってきたと思う。常にではないが、ほとんどの場合でうまくスライディングしていたし、次の日に備えてプレーすることの重要性も理解している」

ジェネラルマネジャー(GM)ジョージ・ペイトンによると、ニックスはブロンコスのOTA(チーム合同練習)が始まる5月に復帰する予定だという。

シーズン終了後の記者会見に向けて演壇に向かう直前、ペイトンHCはニックスが医療用スクーターでチーム本部内を移動する姿を見かけたと明かした。ニックスは松葉杖、そしてウオーキングブーツに移行するまでこのスクーターを使い続ける予定だ。

ペイトンHCは郊外にあるブロンコス本部のアトリウムで「彼はちょうど上の階にいて、“何をしているんだ、スクーターで周回でもしているのか?”と聞いた」と話している。

「彼のことを知っていれば分かると思うが、もともと落ち着きがないタイプなんだ。スクーターで周回していたのかもしれない。普段は絶対に立ち入らない部署のエリアにいた。プロのように乗りこなしていたよ。日曜日は見守ることしかできなくて悔しい思いをしたに違いない」

ニックスはブロンコス(15勝4敗)を率い、レギュラーシーズンにフランチャイズ記録に並ぶ14勝を挙げ、10年前の第50回スーパーボウル以来となるプレーオフ勝利をもたらした。また、直近の2シーズンで25勝を収め、その期間における第4クオーターまたは延長戦で決めたウイニングドライブ数はNFL最多の11回となっている。

ペイトンHCはドラフトで指名される前にニックスのトレーニングパートナーだったニューイングランド・ペイトリオッツのQBドレイク・メイについて次のように語った。

「ニックスがここまでチームを導いたことと同じくらい、彼と同年代で、同じドラフトクラスで、彼が競い合いたかったであろう選手が先に進む姿を見るのは難しいことだ。つらい話だ」


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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