QBメイフィールドとの再タッグに向け「やる気十分」の新バッカニアーズOCロビンソン
2026年01月29日(木) 13:41
ザック・ロビンソンはベイカー・メイフィールドを指導する機会を得るため、アトランタからタンパベイまで500マイル(約804km)ほど移動した。
アトランタ・ファルコンズの攻撃コーディネーター(OC)を務めていたロビンソンは今週、トッド・ボウルズHC(ヘッドコーチ)率いるタンパベイ・バッカニアーズの新OCとして紹介された。メイフィールドは2022年にロサンゼルス・ラムズで短期間ロビンソンと共に過ごした縁もあってフロリダに移った。メイフィールドがラムズに加入してからわずか2日後に、負傷したマシュー・スタッフォードの代わりに試合の大半でプレーしたのは有名な話だ。
ロビンソンは共に過ごした経験から、一般的なファン以上にメイフィールドについて多くを学んだと明かしている。
チーム公式記録によると、メイフィールドの存在がバッカニアーズへの加入を決めた理由の1つなのかと質問されたロビンソンは「確かに大きな理由だ」と答えたという。
「(2022年に)彼にいくつかのプレーを託したことは忘れられない。ショートウイークで挑んだサーズデーナイトゲームだったから、私たちは言わばプレーのメニューを渡しただけだった。ベイカーはおそらく20から25プレーくらい覚えていた。それは夜10時頃の話で、翌日会ったときにトイレ休憩で彼のノートを見せてもらったら、蛍光ペンであちこちに印をつけて色分けしていた。その瞬間、こう思った。“ああ、この選手のことが分かった。才能はもちろん、必要な素質をすべて備えている”とね」
「もちろん、あの厳しい時期に私たちが共に過ごした時間は、彼がチームに加わって盛り上げてくれたこそ、本当に貴重だった。ベイクや他のメンバーと一緒に働くことに対するやる気は十分だ。いい仲間が集まっているし、間違いなく楽しみだ」
メイフィールドはラムズでの経験を転機としてキャリアの軌道を変え、元QBトム・ブレイディ退団後のバッカニアーズに加入。最初の2シーズン連続でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区制覇に導くなど、チームを支え続けた。
ロビンソンはメイフィールドについて「真の火付け役やチーム全体を向上させるような選手がほしいものだ。そういう選手がいれば、毎週日曜日に勝つチャンスが生まれる。リーダーとしての彼の影響力はもちろん大きい。才能や選手としての資質は言うまでもないが、毎週日曜日に勝つチャンスを与えてくれる選手、ロッカールームの連中もそれを理解しているような選手は本当に重要だ」と話している。
ロビンソンはラムズでの2シーズンでパスゲームコーディネーターとQBコーチを兼任した実績を生かし、ファルコンズのラヒーム・モリスHCの下で攻撃コーディネーターに就任した。しかし、QB陣の問題が原因でオフェンスは安定せず、その攻撃力は平均的なものにとどまった。時おり爆発力を見せる場面もあったが、選手の実力に見合ったプレーができないことの方が多かった。メイフィールドが健康を保つ限り、バッカニアーズOCに就任したロビンソンが同じようなQBの悩みを抱えることはないだろう。
「ベイカーがドラフト全体1位指名を受けたのには理由がある」とロビンソンは強調している。
「腕力という点では、フィールドのどこへでも投げられる。そこからさらに、試合に対する直感や感覚が加わる。言われてみれば、動きの面は非常に重要だ。ご存じの通り、現代のNFLでは機動性が必須だからね。走りながらパスを投げる能力も、おそらくリーグ随一だ。キーパーゲームでもブーツレッグゲームでも素晴らしい。その部分をさらに進化させ、ベイカーの強みと他の選手たちの強みを生かせるようにしたい。それはとても重要な部分だ。サードダウンコンバージョンは難しいことだが、プレーを継続させ、足でファーストダウンを獲得できるクオーターバックがいることはとても大きな強みだ」
ロビンソンはバイロン・レフトウィッチ(2019年から2022年)、デイブ・カナルス(2023年)、リアム・コーエン(2024年)、ジョシュ・グリザード(2025年)に続き、この5年間で5人目のバッカニアーズOCとなる。
【RA】



































