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ベアーズのアシスタントGMイアン・カニンガムがファルコンズ新GMに就任

2026年01月30日(金) 12:56

イアン・カニンガム【Aaron M. Sprecher via AP】

アトランタ・ファルコンズが新たなフランチャイズ体制を整えた。

現地29日(木)、シカゴ・ベアーズで2022年からアシスタントジェネラルマネジャー(GM)を務めていたイアン・カニンガムがファルコンズの新GMに就任したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、マイク・ガラフォロ、トム・ペリセロが報道。その後、チームが正式にカニンガムの採用を発表した。

カニンガムと新ヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーは、新たにファルコンズのフットボール部門社長に就任したマット・ライアンと合流する形となる。ライアンの就任はオーナーのアーサー・ブランクが1月13日に発表していた。

ブランクは声明で「イアンは初めて会ったときから、その聡明で革新的な思考ですぐにうちのグループに大きな影響を与えてくれた」と述べている。

「調査を通じて明らかになったのは、彼が完璧を追求する姿勢に突き動かされる利他的な人物であり、約束を守り、常に学び続けて現状を打破する姿勢を貫いていることだ。以前から述べている通り、私たちの目標は試合に勝ち、毎年優勝を争うことだ。イアンもその方針を持ち、キャリアを通じて実証してきた。マット・ライアン、ケビン・ステファンスキー、イアン・カニンガムという現在の体制でリーダーシップが発揮されること、そしてすでに強固な基盤の上で組織が成し遂げていくことを楽しみにしている」

40歳のカニンガムは、カンザスシティ・チーフスのアシスタントGMマイク・ブラッドウェイ、サンフランシスコ・49ersのスカウティング部門およびフットボールオペレーション部門ディレクターのジョシュ・ウィリアムズ、元ニューヨーク・ジェッツGMジョー・ダグラスらを含む候補者の中から選ばれた。ファイナリストとして二次面接に進んだのはカニンガムとヒューストン・テキサンズのアシスタントGMジェームズ・リプファートで、最終的には昨年にジャクソンビル・ジャガーズのGM候補にもなっていたカニンガムが採用された。

カニンガムは正式にテリー・フォンテノーの後任となる。フォンテノーはブランクの期待を大きく下回る8勝9敗という成績でシーズンを終えたことで、ヘッドコーチを務めていたラヒーム・モリスと共に1月4日に解任された。2021年からGMを務めていたフォンテノーの後をカニンガムが引き継ぐ2026年は、チームにとって重要な分岐点となるだろう。ファルコンズは2017年シーズンを最後に、プレーオフ進出も勝ち越しも達成していない。当時はダン・クインがヘッドコーチ、トーマス・ディミトロフがジェネラルマネジャーを務め、ライアンがクオーターバック(QB)としてプレーしていた。

新体制のファルコンズをライアンが指揮する中、ステファンスキー、カニンガム、そしてケガからの復帰を目指しているQBマイケル・ペニックスJr.が、10年近く訪れていない繁栄をチームにもたらすことが期待されている。

カニンガムはベアーズでライアン・ポールズGMの右腕としてチームの立て直しに貢献したばかりだ。ベアーズはロースターを再構築し、攻撃志向のヘッドコーチとしてベン・ジョンソンを採用。その成果はNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区制覇とディビジョナルラウンド進出という形で表れた。

ジャガーズがGM不在のままリアム・コーエンHCを採用した一方で、カニンガムはすでにベアーズでポールズGMと共にジョンソンHCの採用に向けて動き出していた。これは、優れた分析能力とスカウティング経験を持つカニンガムの経歴に加わる、最新の印象的な実績のひとつとなっている。

カニンガムは過去に2度スーパーボウル制覇チームに関わっており、2012年にはボルティモア・レイブンズで人事アシスタントを、2017年にはフィラデルフィア・イーグルスでカレッジスカウティング部門ディレクターを務めていた。

レイブンズ(2008年から2016年)とイーグルス(2017年から2021年)に長く在籍していたカニンガムにとって、2022年に加入したベアーズでの在籍期間は最も短かった。

着実に地位を上げてきたカニンガムは、フランチャイズを立て直し、波乱に満ちたオフシーズンに区切りをつけることを目標に、ファルコンズの指揮を執ることになる。

【RA】