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2026年レギュラーシーズンにパリで試合開催へ、セインツが参加チームに

2026年02月03日(火) 11:12

【NFL】

ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)が引き続き世界的な成長に注力し、インターナショナルゲームの開催国を拡大することを目指す中、2026年にフランス・パリで史上初となるレギュラーシーズンゲームを実施することが決まった。

フランスで行われるこの歴史的な試合は、同国の国立競技場であるスタッド・ド・フランスで行われ、ニューオーリンズ・セインツが出場チームの1つとして指名されている。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは「2026年にパリでレギュラーシーズンゲームを実施することは、リーグのグローバル展開をさらに広げていくうえで、次なるエキサイティングな一歩となる」と述べ、こう続けた。

「パリは世界有数のスポーツと文化の都市であり、大きな舞台でファンを結びつける国際的なイベントを数多く成功させてきた実績がある。ニューオーリンズ・セインツと共に素晴らしいスタッド・ド・フランスで史上初のレギュラーシーズンゲームを行うことは、私たちの継続的な世界的成長への意欲を示すものであり、フランスの情熱的なファンにNFLを届けることを楽しみにしている」

『GL events Group (GLイベンツ・グループ)』の会長であるオリヴィエ・ジノンは次のように述べた。

「スタッド・ド・フランスで史上初のNFLパリゲームを実施することは、私たちが共有している野心を反映するとともに、異なるスポーツ文化を結びつけ、卓越した運営を実現し、パリとフランスを世界最高峰のスポーツイベントを歓迎する地として位置づける私たちの能力を示すものだ」

「国や地方自治体、観光・ホスピタリティ分野の関係者の支援のもと、GLイベンツ・グループはNFLと協力し、パリ2024オリンピック・パラリンピックのレガシーと完全に軌を一にする形で、スタッド・ド・フランスの歴史に新たな章を刻めることを、光栄に、そして誇りに思っている」

セインツのオーナーであるゲイル・ベンソンは「初めてフランスで行われるレギュラーシーズンゲームに出場するチームとして選ばれたことを大変光栄に思う」とコメント。

「この瞬間が特別なのは、ルイジアナ州とフランスの間に強い文化的つながりがあることだけでなく、パリで増え続けているセインツファンの前で戦うことも理由となっている。この歴史的なイベントの実現に尽力してくれたNFL、ロジャー・グッデルコミッショナー、フランス政府、特に駐米フランス大使のローラン・ビリ、スポーツ担当フランス大使のサミュエル・デュクロケに感謝している」

スポーツ・青少年・地域生活担当大臣のマリナ・フェラーリは「パリで史上初となるNFLレギュラーシーズンゲームを実施することは、フランスが世界のスポーツ界において存在感を高めていることを示す力強い象徴です」と語った。

「2017年以降、共和国大統領はスポーツを、社会的結束、国際的影響力、経済的魅力を高める原動力として国家の優先事項として位置づけてきました。この歴史的なイベントは、そうした長期的な取り組みを完全に体現するものです。パリ2024オリンピック・パラリンピックの成功とそのレガシーを受け継ぎ、NFLをスタッド・ド・フランスに迎えることは、フランスを世界最高峰のスポーツ競技に開放し、多様なスポーツ文化を受け入れ、主要な国際イベントの開催国としてのフランスの役割を強化するという私たちの意欲を示すものです。また、この提携はスポーツが外交、イノベーション、若者や地域にとっての機会を生み出す手段としていかに機能するかを示すものでもあります。さらに、このプロジェクトに組織を挙げて積極的に関与し、フランスにおけるアメリカンフットボールの発展と草の根レベルでの定着に大きく貢献してきたフランス・アメリカンフットボール連盟(FFFA)にも感謝しています」

この試合はGLイベンツとの提携のもと、フランススポーツ・青少年・地域生活省、フランス・アメリカンフットボール連盟(FFFA)、プレーヌ・コミューン、サンドニ市、パリ市、メトロポール・デュ・グラン・パリ、イル・ド・フランス地域圏の支援を受けて実施される。

スタッド・ド・フランスは1998年に建設されたフランス最大のスタジアムだ。多目的施設として、主要な国際スポーツイベントやエンターテインメントイベントの開催地となっている他、サッカーやラグビーのフランス代表チームの本拠地でもある。FIFAワールドカップ、ラグビーワールドカップ、UEFAチャンピオンズリーグ決勝、UEFA欧州選手権決勝のすべての開催地となった唯一のスタジアムであり、2024年パリ五輪・パラリンピックでも中心的な役割を果たした。

セインツはNFLのグローバル・マーケット・プログラムの一環として、フランスにおける国際的なマーケティング権を保有している。このプログラムは、各チームに米国外の市場における国際的マーケティング権を付与し、ブランド認知度向上とファン層拡大を図る取り組みだ。NFLの全32チームがこのプログラムに参加し、21の市場で権利を行使している。

NFLはフランスで存在感を増しており、ファンの数は1,400万人以上に上る。非接触型のフラッグフットボールは2028年ロサンゼルス五輪(LA28)で初めてオリンピック競技として採用されることになった。リーグ公式ユースフラッグフットボールプログラムであるNFLフラッグは2023年にFFFAとの提携でフランスに導入され、既に8,000人以上の男女が参加しており、今後数年間でさらに参加者を増やすことが計画されている。

対戦相手、日程、キックオフ時間を含む詳細は、今春に2026年NFLスケジュールが発表される際に明らかになる見込みだ。

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第60回スーパーボウルは現地2026年2月8日(日)にサンフランシスコ・ベイエリアで実施され、フランスでは『M6』と『beIN Sport』で生中継される。

◆M6とM6+は中央ヨーロッパ時間(CET)深夜0時から
◆BeIN Sports 1は中央ヨーロッパ時間23時15分から
◆『DAZN(ダゾーン)』の『NFL Game Pass(NFLゲームパス)』

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NFLはこれまでに62試合のレギュラーシーズンゲームを海外で実施し、ロンドン、ベルリン、ミュンヘン、フランクフルト、マドリード、ダブリン、サンパウロ、メキシコシティ、トロントを開催地としてきた。

また、NFLは現時点で2026年レギュラーシーズンに下記のインターナショナルゲームを実施することを発表している。

◆オーストラリア・メルボルンのメルボルン・クリケット・グラウンドで1試合、参加チームの1つとしてロサンゼルス・ラムズが出場
◆ブラジル・リオデジャネイロのマラカナン・スタジアムで1試合
◆ドイツ・ミュンヘンのアリアンツ・アレーナで1試合
◆イギリス・ロンドンで3試合
◆スペイン・マドリードのサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム(レアル・マドリードC.F.の本拠地)で1試合
◆フランス・パリのスタッド・ド・フランスで1試合、参加チームの1つとしてセインツが出場
◆メキシコ・メキシコシティのエスタディオ・バノルテ(クラブ・アメリカの本拠地)で1試合

【RA】