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「最高の補強」と新OCペッツィングを評価するライオンズQBゴフ、「自分たちが最も得意な形で戦う」

2026年02月03日(火) 13:27

デトロイト・ライオンズのジャレッド・ゴフ【AP Photo/Godofredo A. Vásquez】

デトロイト・ライオンズのクオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフは、ドリュー・ペッツィングの就任により、自身にとって過去6シーズンで4人目となる攻撃コーディネーター(OC)を迎えることになった。

現地2日(月)、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のプロボウル・ゲームズに代替選出されて参加していたゴフは、新体制の下でオフェンスに取り組めることを楽しみにしていると語った。

ペッツィングのオフェンスについて、ゴフは次のようにコメントしている。

「かなりたくさん映像を見てきた。正直、すごくワクワクしている。電話でも何度か話して、何点か確認した。頭の回転が速くて理解力も高いし、考えを言葉にするのも上手い。こちらの意図もきちんと分かってくれる。本当に楽しみだ」

ペッツィングは直近3シーズン、アリゾナ・カーディナルスでオフェンスを指揮していた。就任から最初の2シーズンはラン攻撃を軸に成果を挙げた一方、2025年は相次ぐ負傷で戦力が削がれた影響から、パス中心のオフェンスへと舵を切っている。

一方、ライオンズのオフェンスは2025年シーズンに安定感を欠いた。ベン・ジョンソンの後任としてジョン・モートンを招聘したものの、シーズン途中からはヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルがプレーコールを引き継ぐ事態となり、モートンはシーズン終了後に解任されている。

ゴフは、ペッツィングがプレーコーラーとしての実績と多彩なオフェンスを構築できる点を高く評価し、期待のできる人事だと話している。

「彼はこれまでにも同じ立場を経験してきた。コーディネーターを務め、プレーコールもしている。間違いなく最高の補強だと思うし、本当に楽しみにしている」とゴフは語り、こう続けた。

「彼は物事を柔軟に動かせるし、ランとパスの両面で引き出しが多い。それを一つにまとめ上げられるのも大きな強みだ。さっきは言い忘れていたけど、プレーアクションを含めたあの一体感は、まさに俺たちの武器だからね」

31歳のゴフは、自身が面接プロセスに直接関わっていたわけではないものの、後任探しの過程ではキャンベルやジェネラルマネジャー(GM)ブラッド・ホームズと連絡を取り合っていたという。また、カーディナルスのQBジャコビー・ブリセットをはじめ、ペッツィングについて話を聞いた関係者からは一様に「非常に高い評価」が返ってきたとも明かした。

「特に、彼の下でプレーしてきたクオーターバックたちの評価が本当に高かった」とベテランQBは述べている。

「一番楽しみなのは、彼の柔軟性だ。特定のオフェンスに固執しない。自分たちが最も得意で、やるべき形で戦っていく。その中には、ここ数年うまく機能してきた要素も含まれる」

ゴフは、現時点ではまだプロセスの初期段階に過ぎず、オフシーズンプログラムが本格化するまではオフェンスに深く踏み込むことはないとしながらも、ペッツィングがライオンズの持つ攻撃力を最大限に引き出してくれる存在だと期待を寄せている。

ゴフは次のように語っている。

「彼には、この仕事にふさわしい人柄と姿勢があるし、教え方も的確だ。そして何より、言葉が適切か分からないけれど、知性と頭の回転の速さがある。これから取り組む複雑なことを扱うだけでなく、どうやってボールをプレーメーカーたちに届けるかまで含めて、しっかり対応できると思っている」

「それが、俺たちのオフェンスで一番難しい部分だ。ボールを渡したい選手が本当に多い中で、それをどう効率よく回していくか。まずはパスゲームの話だけど、そこにランゲームが加わる。ランに関しては、彼が長年結果を出してきた分野でもある。とにかく、楽しみだ。彼にとっても素晴らしい機会だと思うし、一緒に取り組めるのが待ち遠しい」

プレーコール面で課題を抱えながらも、ライオンズは2025年シーズンに総オフェンス、得点数、パスヤードのすべてでリーグトップ5に入る高い攻撃力を示した。ただ、オフェンシブラインの不安定さもあり、ランゲームは爆発力を欠き、ジョンソン体制では見られなかった停滞感も随所に表れていた。

ゴフは、2026年シーズンはペッツィングの下で、より効率的なオフェンスになると見ている。

「必要なのは一貫性と効率性、それだけだ。12勝や15勝を挙げていた調子が良かった年は、オフェンスが効率的で安定していた」とゴフは振り返る。

「その頃は、オフェンスとして大きく崩れる試合がほとんどなかった。でも今年はオフェンスとして内容の良くない試合がいくつかあったと感じている。もちろん、悪いプレーや悪いドライブは必ずある。それは仕方ない。でも大事なのは、そこからいかに早く立て直せるかだ。選手はそろっているし、必要なものはすべて整っている。あとは一貫性を保ち、基準を少し引き上げ、実行力のレベルを高めるだけだ」

【R】