自身の価値が「上がった」と認めるカウボーイズWRピケンズ、関係者全員にとっての「ベストな契約」を希望
2026年02月04日(水) 13:11
ダラス・カウボーイズで迎えた最初の、そして現時点で唯一のシーズンにおいて、ワイドレシーバー(WR)ジョージ・ピケンズはスタッツ面で自己最高の成績を残した。
レシーブ93回、1,429レシーブヤード、タッチダウンキャッチ9回はいずれもキャリアハイであり、その伸び幅も大きい。こうした結果を受け、フリーエージェント(FA)となるピケンズは、カウボーイズ残留への思いを率直に認めている一方で、自分の意思だけで決まるものではないことも理解している。
カウボーイズ公式サイトのトミー・ヤリッシュによると、現地2日(月)に長期的にチームにとどまりたいかと問われたピケンズは「もちろん残りたい」と答えたという。
「ただ、自分ではコントロールできないことだから、あとはいい結果になることを願うしかない」
初のプロボウルゲームズ出場の場で語ったピケンズにとってのいい結果とは、カウボーイズがフランチャイズタグを適用しなかった場合、カウボーイズ、あるいは他チームとの高額な長期契約を結ぶことだろう。
2022年のNFLドラフトでピッツバーグ・スティーラーズから2巡指名を受けたピケンズは、2025年のオフシーズンにカウボーイズへトレードされた。ルーキー契約最終年となった昨季は、基本給365万ドル(約5億6,980万円)を受け取っている。今後は年俸2,000万ドル(約31億2,220万円)超の契約を手にすると見られており、フランチャイズタグが適用された場合には2,800万ドル(約43億7,108万円)以上が保証される見込みだ。
同じくプロボウルに選出されたカウボーイズのWRシーディー・ラムは、2026年に2,500万ドル(約39億275万円)の基本給を受け取る予定となっている。さらに、クオーターバック(QB)ダック・プレスコット、オフェンシブタックル(OT)タイラー・スミス、ディフェンシブタックル(DT)ケニー・クラークらも大きなサラリーキャップヒットを抱えており、チームは厳しい資金計算を迫られることになる。
では、ピケンズ自身は何を求めているのか。現時点では、関係者全員にとって最善となる結果を望みつつ、慎重な姿勢を崩していない。
「最終的には、みんなのためになるベストな契約だ」とピケンズはコメント。
「双方にとって最善であるなら、何でも受け入れるつもりだ。ただ、さっきも言ったように、自分ではコントロールできないことだから、あまり気にし過ぎないようにしている」
カウボーイズのオフシーズンといえば、契約延長交渉が長期化するのはおなじみの光景だ。昨年は交渉がまとまらず、結果的にディフェンシブエンド(DE)マイカ・パーソンズがグリーンベイ・パッカーズへトレードされる事態となった。
ピケンズは、カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズや他の関係者と契約延長について話し合ったことはなく、代理人がどこまで動いているかについても把握していないと言う。
「少なくとも自分からはない。おそらく代理人がやっていると思う。ただ、彼は誰に電話しているかをいちいち教えてくれるわけではないから、基本的には成り行きを待って、いい結果になることを願っているだけだ」とピケンズは話している。
2月に入ったばかりのこの時期としては、決して切迫した状況ではない。ただし、パーソンズのトレードという前例がいまだカウボーイズに影を落としている以上、懸念が早い段階で高まっていく可能性も否定できない。
カウボーイズとの相性がどれほど完ぺきだったとしても、ピケンズは自身の立場を冷静に受け止めている。素晴らしいシーズンを送り、新たなレベルに到達したことで、市場価値が上がったのは確かだ。
ピケンズも「上がったことは間違いない」と語っている。
「でも個人的に言えば、自分の価値はプレーメーカーであることだ。どのチームでも、どこでプレーしようと関係ない。仮にカナダでプレーしていたとしても、自分が紛れもないプレーメーカーだということを分かってもらえればいい」
【R】



































