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NFLがフェイスマスク改良による脳しんとうの減少を目指す取り組みを開始

2026年02月07日(土) 08:29

NFLロゴ【NFL】

NFLが試合中の脳しんとうを減らすために、フットボール用ヘルメットのフェイスマスクを改良するよう革新者たちに挑戦を促している。

現地6日(金)、リーグはスーパーボウルに向けたイノベーションサミットで、最先端のフットボール用ヘルメット開発と選手の安全に関する新基準策定を加速させることを目的とした、クラウドソーシングによるコンペティション“HealthTECH Challenge(ヘルステック・チャレンジ)”シリーズの次ラウンドを開始すると発表した。

このチャレンジでは、発明者やエンジニア、スタートアップ企業、学術チーム、大手企業などに対し、フィールド上での接触による衝撃をフェイスマスクが吸収、軽減する方法を改良することで、フットボール用ヘルメットの衝撃保護性能とデザインを向上させることを求めている。

ヘルメットの安全性向上は主にシェルやパッドの改良によって達成されており、脳しんとうの発生率全体を低下させるのに寄与してきた。しかし、NFLが収集したデータによれば、今シーズンは試合中の脳しんとうの44%が選手のフェイスマスクへの衝撃によって発生しており、2015年の29%から増加したとのこと。

NFL選手健康安全担当執行副社長のジェフ・ミラーは「ヘルメット技術の急速な革新は、研究とデータがフットボール全体の安全性向上に直接つながることを示している」と述べ、「こうした取り組みにより、脳しんとうの減少や頭部への衝撃の影響軽減に役立つ装備の基準が引き上げられた。シェルの衝撃吸収技術を改善する最近の取り組みは非常に実り多いものであり、今後はさらに負傷を減らすことを目標に、フェイスマスクやその他のヘルメット部品に関する、新たな創造的解決策を評価していくことを楽しみにしている」と続けた。

選ばれた受賞者には最大10万ドル(約1,572万円)の資金提供に加え、構想を研究室から実践の場へ移行させることを支援するための専門的な開発支援が提供される。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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