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1年目は自身の能力の「片鱗を見せただけ」とシーホークスSエマンウォリ

2026年02月19日(木) 11:07

シアトル・シーホークスのニック・エマンウォリ【Michael Owens via AP】

シアトル・シーホークスのセーフティ(S)ニック・エマンウォリは第60回スーパーボウル制覇を経験したルーキーシーズンに素晴らしい活躍を見せた。このダイナミックなディフェンシブバック(DB)は2年目に自身のプレーをさらに高いレベルへ引き上げられると確信している。

最近、『The Richard Sherman Podcast(ザ・リチャード・シャーマン・ポッドキャスト)』に出演したエマンウォリは「ワクワクするよ。オフシーズンに練習に打ち込むのが待ちきれないからな」と語り、こう続けたという。

「能力の片鱗を見せただけだと分かっている。俺は全盛期のことを考えていて、どうやったらそこに到達できるかを考えている。今は自分の中で組み立てている段階だけど、カバレッジ、パスラッシュ、プレーブック、試合の見方など、すべてを組み合わせたときのプレーを楽しみにしているんだ」

ルーキーシーズンのエマンウォリはヘッドコーチ(HC)マイク・マクドナルドにとって自在に動かせるチェスの駒のような存在で、スロットから勝負を決めるだけでなく、ボックスに入ったり、特定のフォーメーションでディフェンシブラインに沿って動いたりすることもできた。身長約191cm、体重約100kgのエマンウォリが持つ万能性とプレーメイキング能力により、シーホークス守備陣の実力が完全に開花したと言える。

エマンウォリはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームでロサンゼルス・ラムズを破り、第60回スーパーボウル進出を決める上で重要な役割を果たした。前半終了間際、ワイドレシーバー(WR)プカ・ナクアへのパスを含む2回の重要なパスブレークアップを決め、シーホークスがハーフタイム前にリードを奪い返すのに貢献したのだ。チームは最後までリードを守り続けて勝利を収めている。

パスブレークアップ3回、タックル5回を記録したラムズ戦における自身のプレーについて、「あれは確かに最高の瞬間だった。あの試合ではゾーンに入っていた。完全に集中していたんだ。自然にプレーできた」とエマンウォリは振り返った。

「どんなスキームでも、どんなプレーブックでも、俺は完璧に順応してプレーを決めることができる。ランニングバックをカバーしながらプレーするのも、スロットでプカをマークするのも、デイバント・アダムスをマークするのも、エッジを固めてブロックを振り切るのも、とにかくあの試合では本当にゾーンに入っていて、チームも集中していた。普段とはまったく違う感覚だったんだ」

エマンウォリは、スーパーボウルという最終関門が待ち受けているにもかかわらず、ラムズ戦がすべてを賭けた一戦のように感じられたと明かしている。

NFCチャンピオンシップゲームについて「ペイトリオッツを侮っているわけじゃない。彼らの実力を否定したいわけじゃないけど、あの試合は本当に本物だと感じたんだ」と語ったエマンウォリはこう続けた。

「ライバルとの試合ってそういうものだろ。ラムズがやって来た。(マシュー)スタッフォードはすごいクオーターバック(QB)だし、(ヘッドコーチのショーン)マクベイはいつも素晴らしいプランを練っている。あの試合は間違いなく特別だった。まったく別のタイプの試合で、生きた試合だった。俺は自分のゾーンに入っていた」

ルーキーシーズン序盤の負傷から立ち直るのに時間がかかったことを踏まえると、エマンウォリにはさらに成長する余地があると言える。数名の主力守備選手がフリーエージェント(FA)として退団する可能性がある中、若きディフェンシブバックが2年目にもう一段階進化すれば、マクドナルドHC率いるディフェンスの成長は確実なものとなるだろう。

【RA】