29歳のレイブンズOCドイル、QBジャクソンには「まだ成長の余地がある」
2026年02月19日(木) 11:54
ボルティモア・レイブンズの攻撃コーディネーター(OC)デクラン・ドイルの躍進は目覚ましい。29歳のドイルはNFLのアシスタントコーチとしてわずか7年の経験しかない状態で先月就任し、NFL最年少のプレーコーラーとなった。
ドイルOCはチームのポッドキャスト『The Lounge(ザ・ラウンジ)』で、自身の年齢を利点だとみなしており、選手との関係構築に役立っていると語った。
チーム公式サイトによると、ドイルOCは「私はそれを利点だと考えている。何人かの選手と同じ世代を生きてきたから、選手より20歳も年上のコーチよりは簡単に彼らとつながることができると思う。年齢をマイナス面だと捉えたことは一度もないし、むしろ、自分にとってプラスだと感じている」と述べたという。
「知識こそ力だ。選手の力になれるなら、出自や年齢なんて関係ない。選手のキャリアを向上させ、チームや目標を前に進める手助けができたら、みんなは喜んで耳を傾け、心を開いてくれるだろう」
ドイルOCは驚異的なスピードでキャリアを積んできた。大学卒業後、最初に仕事を得た2019年にはショーン・ペイトン率いるニューオーリンズ・セインツで攻撃アシスタントに就任。2023年にはペイトンと再びタッグを組み、デンバー・ブロンコスでタイトエンド(TE)コーチを2シーズンにわたって務めた。その後、シカゴ・ベアーズのヘッドコーチ(HC)ベン・ジョンソンがペイトンのスタッフからドイルを引き抜き、自身の攻撃コーディネーターに任命。ベアーズではジョンソンがプレーコールを担当しているため、レイブンズはより良い条件を提示し、この戦術家をジェシー・ミンターHC率いる攻撃陣の中核として迎え入れることができた。
急成長を遂げてきた一方でプレーコール経験の浅いドイルOCがどのような攻撃プランを打ち出すかは、今オフシーズンに注視すべき点の1つとなるだろう。
29歳のドイルOCは現在、レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンと同い年だ。
ドイルOCはジャクソンとの関係について「信頼は時間をかけて築くものだ」と話している。
「ラマーに電話して“私を信じてほしい”と言えば済む話じゃない。信頼は時間をかけて築くものだし、双方向的なものだ。彼は私の信頼を、私は彼の信頼を勝ち取らないといけない。それはうちにいるどの選手にも言えることだ」
「ここで私たちが描くビジョンにおいて、それは非常に重要な要素だ。信頼はコミュニケーションと、そのコミュニケーションに対する責任によって築かれる。責任とは、言ったことを実行することを意味する」
ジャクソンは2025年に不本意なシーズンを過ごし、13試合に出場して2,549パスヤード、タッチダウン21回、インターセプト7回という成績にとどまった。来シーズン、スターQBは4人目の攻撃コーディネーターの下でプレーすることになる。
レイブンズが攻撃コーディネーターを交代した直近の2シーズン――グレッグ・ローマンが就任した2019年とトッド・モンケンが就任した2023年――では、いずれもジャクソンがNFL最優秀選手(MVP)に輝いた。
ドイルOCは「映像を見れば分かるが、彼に投げられないパスはほとんどない」と述べ、こう続けている。
「腕の才能にすごく恵まれている。ここからさらに成長する余地があると思う。2度のMVP受賞者だ。それでも、他の選手たちと同じように、彼にもまだ成長の余地があると思っている」
「これは現実離れした機会だが、それと同時に自分の準備は万全だと感じている」
【RA】



































