QBストラウドのプレーオフでの苦戦を擁護するテキサンズTEシュルツ
2026年02月20日(金) 10:51
ヒューストン・テキサンズのクオーターバック(QB)C.J.ストラウドはルーキーシーズンに華々しい活躍を見せた後、直近の2シーズンで苦戦している。その苦戦が最悪の形で表れたのが、4回ものインターセプトを喫して敗れたディビジョナルラウンドのニューイングランド・ペイトリオッツ戦だった。
守備陣が何とかチームに勝機を残した試合でのパフォーマンスにより、ストラウドのテキサンズQBとしての将来を疑問視する声が浮上した。しかし、それは外部からの雑音に過ぎない。チーム内ではコーチ陣もチームメイトもストラウドを徹底的に支持している。
直近では、タイトエンド(TE)ダルトン・シュルツが『Ross Tucker Football Podcast(ロス・タッカー・フットボール・ポッドキャスト)』のインタビューでストラウドに関する見解を否定。このインタビューの模様は現地18日(水)に公開された。
ストラウドのプレーオフでの停滞について質問されたシュルツは「誰にでも調子の悪い試合はあるし、誰にでも仕事でつらい日はある」と答えている。
「正直に言って、すべてが彼のせいというわけではない。みんなが責任を彼に押し付ける。彼はクオーターバックだからね。彼も俺たちもそれは理解している。でも大事なのは、結果と自分という人間を切り離して考えることだ。良くも悪くも、1試合で自分の評価が決まるわけじゃない。いずれにせよ、責任は全部自分にのしかかるから、受け入れるんだ。結果が悪くてもな。俺たちは負けた。俺も第1クオーターでケガしたし、最悪だ。だから自分を振り返って、“よし、こんなことは今までなかった・・・次はもっと頑張る必要があるか? 何を変えられるか?”と考えるんだ」
「誰もが自分を立て直さなきゃいけない。すべてがC.J.のせいというわけじゃない。もしあのとき誰かが彼に迫っていなかったら、あんなインターセプトを喫したと思う? フットボールではすべてが複雑に絡み合っているから、何かを誰か1人のせいにするのは難しい」
クオーターバックという立場は、調子が良ければ過剰に称賛され、調子が悪ければ過剰に責められるものだ。それが彼らが引き受けた役割ということだ。
ストラウドのヒューストンでの将来をめぐるささやきは、今オフのフリーエージェント市場に優れた選択肢が少なく、ドラフト候補も乏しいという単純な事実に起因しているのだろう。常にあらゆる要素を組み合わせて可能性が模索される世界では、ストラウドのトレードの可能性も考えられる。しかし実際には、テキサンズが2023年オフェンス部門年間最優秀新人賞に輝いた選手を簡単に手放す準備が整っているはずがない。
とはいえ、過去2年の問題により、長期契約の締結が遅れる可能性はある。ストラウドは今オフシーズンに契約延長の対象となった。新たな複数年契約は、おそらく2億ドル(約310億5,340万円)を容易に超えるだろう。ストラウドが2026年も契約下にあるうえに、2027年の5年目オプションも保持しているテキサンズは、長期契約の締結を先延ばしにすることが可能だ。また、その後の数年間でフランチャイズタグを行使することもできる。つまり、長期契約なしで最大4年間、チームはストラウドをコントロールできるということだ。
QBの契約は高額であることから、締結時期が問題となる。今すぐ支払って高騰し続ける市場に先手を打つか、それとも様子を見るか。トゥア・タゴヴァイロアと大型契約を結んだマイアミ・ドルフィンズなど、回避できるはずの大型契約を結んで後悔したチームは少なくない。また、ダラス・カウボーイズがダック・プレスコットとのフランチャイズタグ交渉で追い詰められ、結果としてリーグ最高額となる6,000万ドル(約93億1,602万円)の契約を結ぶことになった例もある。
【RA】



































