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ペイトリオッツ、QBブレイディが勝利数歴代1位の201勝目

2016年12月05日(月) 09:11

ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/Charles Krupa】

ニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディが殿堂入り確実のそのキャリアにまた、新たな金字塔を打ち立てた。

ペイトリオッツがロサンゼルス・ラムズに26対10で勝利を収めた現地4日(日)、ブレイディはこの試合でペイトン・マニングを抜き、QBとしての通算勝利数(プレーオフ含む)が歴代1位となった。

2001年にペイトリオッツの先発QBの座を獲得して以来、ブレイディは264試合で201勝に到達。マニングは293試合目で200勝目を飾っている。対ラムズでいえば、これはブレイディの通算4度目の勝利であった。

ヘッドコーチ(HC)のビル・ベリチックは試合後、「トムが記録を塗り替えていくこと、それはつまり、チームが勝ち続けていくということだ」と語っている。

ペイトリオッツはこれで10勝2敗。ラムズHCのジェフ・フィッシャーは少なくとももう1年待ってから高みを目指すべきだろう。この試合でラムズは8敗目(4勝)を喫し、残りのアトランタ・ファルコンズ戦、シアトル・シーホークス戦、サンフランシスコ・49ers戦、アリゾナ・カーディナルス戦全てで勝利を収めてようやく勝率が5割に達する。

ペイトリオッツはまた、ドラフト全体1位ルーキー、ジャレッド・ゴフのNFL初勝利をもお預けにした。

かつてグリーンベイ・パッカーズでQBを務め、数々の偉業を成し遂げたブレット・ファーブ氏も、『Twitter(ツイッター)』上に動画を投稿、ブレイディの偉業を祝福している。

「あっぱれトム・ブレイディ! NFLのQBとして201勝とは、本当に信じられない記録だ」