バイキングス、HCジマーが現場復帰
2016年12月06日(火) 11:48現地5日(月)、ミネソタ・バイキングスのヘッドコーチ(HC)マイク・ジマーが現場に復帰した。
ジマーは現地11月30日(水)に剥離(はくり)網膜の小規模な内科的治療を受けた後、先週のダラス・カウボーイズ戦は休養を取っている。
チームは今週末にアウェーで行われるジャクソンビル・ジャガーズ戦に向けてジマーが出発予定であると発表。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは日曜日、回復中の高高度の飛行は空気圧の関係から手術箇所への負担になることがあり、フライトが認められない可能性もあると報じていた。
水曜日に手術を受けたジマーは目を休ませるべく、カウボーイズ対バイキングスの試合をラジオで視聴した。スペシャルチームコーディネーターのマイク・プリーファーが臨時のコーチ役を務めたが、チームは17対15で惜敗している。
この試合でのバイキングスのパフォーマンス、とりわけ、そのディフェンス力にジマーは自信を持つことができた。守備コーディネーター(DC)ジョージ・エドワーズもNFLで最も破壊力のある攻撃陣を苦しめたバイキングスの守備陣を誇らしく思っている。
HCが復帰したバイキングスはこれからのラストスパートに賭ける。現在のチームは6勝6敗でグリーンベイ・パッカーズと同じ戦績。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区首位に立つデトロイト・ライオンズまでは2ゲーム差だ。そして、1ゲーム差でワイルドカードの座を争っている。
バイキングスにとって次戦からのジャガーズ、インディアナポリス・コルツ、シカゴ・ベアーズ戦は落とせない試合だ。第16週にはパッカーズとの直接対決が控えている。守備陣の目覚ましい活躍もあり、バイキングスがプレーオフ進出の切符をつかみ取るチャンスはまだまだ大いにある。
レギュラーシーズンを連勝で終えるためにも、サイドラインに立つジマーの存在はチームにとって心強いものとなるだろう。