ニュース

2026年ドラフト1巡目指名権のトレードに前向きな姿勢を示すカウボーイズオーナー

2026年04月09日(木) 11:06

ダラス・カウボーイズオーナーのジェリー・ジョーンズ【AP Photo/Ross D. Franklin】

2026年NFLドラフトで2つの1巡目指名権を保有しているダラス・カウボーイズが、ドラフト初日の流れを左右する可能性がある。

カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズは先週に参加した年次リーグミーティングで、ドラフト当日のトレードをためらうつもりはないと語った。

チーム公式サイトによると、ジョーンズは「どうやって順位を上げたり下げたりするか、どのようにトレードするかといったことについては何度も見つめ直してきた。間違いなくね。指名順の調整やドラフト中の状況判断を通じて、別の選手を獲得するチャンスを高めつつ、自分たちの指名権と有力選手を確保する方法を検討するつもりだ。それにはドラフトの指名状況次第という側面もあるが、やろうと思えば十分にできる」と述べたという。

ドラフト全体12位と20位の指名権を保有する中、補強すべきポジションがいくつか残っているカウボーイズは、あらゆる方向に動く可能性がある。指名権を維持し、先発を任せられる選手を2人指名する可能性もあれば、それらを見返りにトレードアップし、チームに大きな変化をもたらすトップクラスの選手を獲得する可能性もある(なお、今年のドラフトはそのような有望選手が少ないと見られている)。あるいは、2巡目指名権を保有していない状況の中で、より多くの指名権を得るためにトレードダウンし、今年または来年に向けて補強を続けることもできるだろう。

ジョーンズは「私たちが今回のドラフトで手に入れたような資本や手段があるときは、あらゆる策を講じるべきだ」と強調し、「今ここで話すのと、ドラフトが始まって3時間が経った時点で状況を見て判断するのとでは別物だ。つまり、あらゆる可能性が考えられる。当たり前の話だが、どんなスキルや知識があっても、豊富なドラフト資本や多くの指名権を持つことには敵わない。それはほとんどの場合で勝因になる」と続けた。

カウボーイズがドラフト1巡目をどう評価するかは、その後の指名権の使い方に大きく影響するだろう。今年と同じく有望株が少ないと見なされていた2017年ドラフトで、カウボーイズは全体28位でディフェンシブエンド(DE)タコ・チャールトンを指名。チームは当時、チャールトンを2巡目相当と評価していたことを認めている。カウボーイズにわずか2シーズンしか在籍しなかったチャールトンは、60試合に出場した後にリーグを去った。ジョーンズは再びチャールトンのような事態になることを避けたいと考えているだろう。

カウボーイズが全体20位で指名したいと思う選手がいなかった場合、その指名権をトレードで手放すかどうかが、4月23日(木)のドラフトにおける重要な分岐点となるかもしれない。

【RA】