基準を満たしていないレイブンズの現状は「修正が必要」とSハミルトン
2026年04月09日(木) 11:35
現地8日(水)、ボルティモア・レイブンズのセーフティ(S)カイル・ハミルトンは、ビデオゲームをプレーしている最中に元コーチの解任を知ったと記者団に語った。
ハミルトンや他の選手たちにとって、2026年シーズンは決してゲーム感覚で済まされるものではない。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』によると、レイブンズのオフシーズンワークアウトプログラムが開始された水曜日、ハミルトンは「基準は満たされていないし、維持もされていない。俺たちはそれを修正する必要がある」と語ったという。
レイブンズはクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンの台頭以来、毎シーズンのようにスーパーボウル制覇の野望を抱いてきた。しかし、チームがカンファレンス決勝に進出したのは一度きりであり、その2023年シーズンもカンザスシティ・チーフスに痛恨の敗北を喫している。以降、チームは下降線をたどっており、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区を制した2024年はディビジョナルラウンドでバッファロー・ビルズに敗退。さらに2025年にはポストシーズン進出さえ逃す結果となった。
この直近の成績を受け、18シーズンにわたって指揮を執ってきたヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーが解任という形でチームを去ることになった。リーダーシップの交代とともに、レイブンズは厳しい現実に直面している。現在のフランチャイズが置かれた立ち位置を簡潔に表現したハミルトンの言葉が、それを如実に物語っている。
幸いなことに、レイブンズの構想の中心には依然としてジャクソンがいる。ハミルトンについても同様だが、2025年にあまりにも頻発したハミルトン頼みの窮地脱出に依存しすぎないためにも、チームは2026年に向けてより強固な守備ユニットを構築するのが賢明だろう。
ジャクソンには、自ら振り払うべき因縁がある。2度のNFL MVPに輝き、2024年にも3度目の受賞に迫りながら、いまだ最も切望される栄冠を手にできていない。レイブンズをスーパーボウル出場へ導くこともかなわず、ビルズのスターQBジョシュ・アレンと同様、もどかしい状況に置かれたチームの顔であり続けている。
新HCジェシー・ミンターが指揮を執り、組織内に刷新の空気が流れる中、火曜日から始まった任意参加のワークアウトに姿を見せたジャクソンのチームメイトたちは、司令塔がそのポテンシャルをついに開花させる準備をかつてないほど整えていると信じている。
水曜日にワイドレシーバー(WR)ゼイ・フラワーズは、「彼は準備ができている。常に準備はできているが、今年はおそらくこれまで以上だ。俺たちはやり遂げたい。リングを手にしたいんだ」と語ったと『ジ・アスレチック』は報じている。
かつてレイブンズで守備コーディネーター(DC)を務めた現シアトル・シーホークスHCマイク・マクドナルドは、2025年に新チームを引き継いでNFLの頂点へと導けることを証明した。レイブンズは、同じくハーボーの下でコーチの経験を積み、輝かしい未来を期待されるミンターにも、同様の成果を望んでいる。
期待値はすでに設定された。あとは、それを実行に移す時だ。
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