カンザスシティ・チーフスは今シーズン大一番となるであろうサーズデーナイトゲームのオークランド・レイダース戦に、チームナンバーワンのワイドレシーバー（WR）ジェレミー・マクリンを出場させる可能性が高い。

現地7日（水）にフルで練習に参加したマクリンの名は、チーフスのケガ報告書からも消えている。マクリンは鼠径部（そけいぶ）の負傷によってここ4試合に欠場していた。

チーフスはクオーターバック（QB）アレックス・スミスのお気に入りターゲットであるマクリン不在の期間も3勝1敗と奮闘。マクリンの代役を務めたタイリーク・ヒルの華麗な身のこなしは予想以上のもので、相手チームにとってはかなりの脅威となった。

木曜日の夜になるまではマクリンが実際どう起用されるか定かなことは言えない。パスゲームの中でタイトエンド（TE）トラビス・ケルシー、ヒルがチームの起爆剤になっていることから、ベテランのマクリンはケガの再発防止策として2人と併用されることも考えられる。

チーフスは第6週にレイダースへ黒星をつけている。この試合、マクリンは3キャッチで49ヤード、その内の1つは38ヤードのビッグプレーだった。なお、このレイダース戦に勝利を収めることができた最大の要因はランニングバック（RB）スペンサー・ウェアの大活躍にある。

チーフスはディフェンシブライン（DL）ドンタリ・ポー（背中）とケンドール・レイエス（膝）をクエッショナブル登録した。