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カウボーイズQBプレスコット、「われわれはアメリカのチーム」とプライムタイムに言及

2016年12月08日(木) 13:13

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコットとトニー・ロモ【AP Photo/Michael Ainsworth】

現地11日(日)のダラス・カウボーイズ対ニューヨーク・ジャイアンツ戦はプライムタイムで行われる。この試合が今月すでに2度目のプライムタイムゲームとなるカウボーイズだが、チームにとってこれはまだ4週連続のプライムタイムゲームの2週目に過ぎない。

カウボーイズが過剰に取り扱われていると揶揄(やゆ)されることもあるが、このチームにそれだけの価値があるのは確かだ。NFLが各チームの評価に困難を極める今シーズン、カウボーイズだけが圧倒的な存在感を見せている。第15週の対バッカニアーズ戦がサンデーナイトゲームに変更されたのは、バッカニアーズのラインバッカー(LB)ラボンテ・デービッドの鼻がとんでもなく大きいことが理由ではないのだ。

カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットはプライムタイムゲームについて、「われわれはアメリカのチーム。皆がわれわれのプレーを見たいはずだ」とシンプルに説明した。

今週、プレスコットは『the Dallas Morning News(ザ・ダラス・モーニング・ニュース)』の中で「とても興奮している。カウボーイズがいつもプライムタイムでゲームをしているような感じだ。だが、われわれのように首位を守り、連勝し、勝つ試合をする、こういったチームがプライムタイムでゲームをするからフットボールがより盛り上がるんだ」と語った。

アメリカのチームとはよく言ったものだ。アメリカ全土にいるカウボーイズ嫌いの胸には突き刺さる言葉だろう。スーパーボウルから20年間も遠ざかっているチームゆえ、なかなか信じがたいことではあるが、おそらく、今年のカウボーイズはやってくれるに違いない。

シーズンが終わるころには当然、もうカウボーイズは見飽きたという人もいるだろう。しかし、今シーズンのカウボーイズが予想以上に強いチームであることで、リーグ全体が面白くなったことは認めざるを得ないだろう。