バイキングスがDEグリーナードをイーグルスにトレード、複数のドラフト指名権を獲得
2026年04月25日(土) 11:58
フィラデルフィア・イーグルスがNFLドラフトの2日目にドラフト指名権を駆使し、爆発力のあるベテランのパスラッシャーを獲得した。
ミネソタ・バイキングスが現地24日(金)、ディフェンシブエンド(DE)ジョナサン・グリーナードとドラフト7巡目(全体244位)指名権を手放す見返りとして、イーグルスから2026年ドラフト3巡目(全体98位)指名権と2027年ドラフト3巡目指名権を獲得したと発表した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロ、『ESPN』のアダム・シェフターが情報筋の話をもとに報じたところによると、イーグルスとグリーナードは5,000万ドル(約79億3,525万円)の完全保証を含む4年1億ドル(約158億7,050万円)の契約延長に合意したという。
サラリーキャップが逼迫していた中で、長期契約を求めていたグリーナードのトレードを検討していたバイキングスは、ドラフト2巡目の中盤に実際に行動に移した。このトレードにより、バイキングスのエッジには穴が生じることになり、2024年ドラフト1巡目指名を受け、昨季に8回のサックを記録したラインバッカー(LB)ダラス・ターナーの活躍がこれまで以上に求められるはずだ。バイキングスはこのトレードで3,400万ドル(約53こう9,597万円)以上のキャップスペースを確保したうえ、2026年と2027年の上位100位以内のドラフト指名権を手に入れている。
これは、LBジェイラン・フィリップスがフリーエージェント(FA)となったことでパスラッシュの補強を必要としていたイーグルスのジェネラルマネジャー(GM)ハウイー・ローズマンによる大胆な動きだと言えよう。イーグルスは昨年にDEミルトン・ウィリアムズがフリーエージェントとしてニューイングランド・ペイトリオッツへ移籍した際に得た補償指名権を今回の補強に使用した。
グリーナードはエッジから襲いかかる脅威であり、バックフィールドを混乱させることができる。28歳のグリーナードは6シーズンで通算38回のサックを記録しており、そのうち12回はプロボウルに選出された2024年シーズンに記録したものだ。ケガに悩まされた2025年シーズンの成績は12試合の出場でサック3回にとどまっている。
グリーナードは課題を抱えていたイーグルスのディフェンシブラインに確かなパスラッシュ能力をもたらすだろう。ディフェンシブタックル(DT)ジェイレン・カーター、DTジョーダン・デイビス、DTモロ・オジョモ、LBノーラン・スミス、LBジャリクス・ハント、LBアーノルド・エビケティを擁するディフェンシブラインにグリーナードを加えることで、守備コーディネーター(DC)ビック・ファンジオ率いるイーグルス守備陣は恐るべきフロントを維持することになる。
2026年ドラフトでパスラッシャーの有望株が最初の2ラウンドで次々と指名されていく中、ローズマンGMは実績のある即戦力を獲得し、巨額の契約を結んだ。これはまさに、ローズマンGMに期待されているような大胆な動きだったと言えよう。
【RA】



































