「プレーメーカー」になると意気込みを語るカウボーイズ新人Sダウンズ
2026年04月29日(水) 10:29
NFLでケイレブ・ダウンズに割り当てられたポジションはセーフティ(S)だった。しかし、新たにダラス・カウボーイズのディフェンダーとなったダウンズは、その枠にとどまらない選手だ。
現地27日(月)に『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』の番組『GBAG Nation(GBAGネーション)』に出演したダウンズは、自身をセーフティと見なしているのか、それともフィールドのどこでも活躍できる戦力と見なしているのかと尋ねられた。
ドラフト全体11位指名を受けたダウンズは「自分はディフェンス選手だと言っておこう」と話している。
「スクリメージライン近くでもプレーできるし、セカンドレベルやサードレベルでもプレーできる。いろんなことができるんだ。“武器”と言われているけど、自分としては単純に万能な選手だと言える。ディフェンスのあらゆる局面でプレーを生み出し、ディフェンスを強化できるオールラウンドな選手こそ、チームが求める存在だと思う。ただ単に“エッジを守れる選手が欲しい”っていう話じゃなくて、それはそれで重要だけど、その選手がプレーを決められなかったら意味がなくなる」
「結局のところ、チームに必要なのはプレーメーカーで、それは俺だ」
オハイオ州立大学では主にニッケルやセーフティとして起用され、時には補助的にラインバッカー(LB)の役割を担うこともあったダウンズ。ボールに対する嗅覚やランプレーに対応する能力、あらゆる場面でカバーする能力により、ダウンズはカウボーイズの守備コーディネーター(DC)クリスチャン・パーカーの要求に応じてどこででもプレーできる、類まれな戦力となるだろう。ボルティモア・レイブンズのSカイル・ハミルトンやシアトル・シーホークスのSニック・エマンウォリのような選手がポジションを移動することでどれほどの違いを生み出せるかは、周知の通りだ。ダウンズの体格は2人ほど大きくないものの、カウボーイズで機動性の高いプレーメーカーとして活躍すると見られている。また、その知性とリーダーシップもカウボーイズ守備陣を変革する助けとなるだろう。
敬意の表れか、大学時代のダウンズに対して積極的に勝負を挑んだ選手はほとんどおらず、その結果として過去3シーズンのインターセプト数はいずれも2回にとどまった。ボールへの対応力の高さを踏まえると、より多くの機会があればさらに数字を伸ばしていたはずだ。
自分を狙うチームがあまりに少なかったことから大学時代に退屈することはなかったのかと問われたダウンズが、その質問に率直に答えたのは評価すべきだと言えよう。
「ああ、正直に言うと答えはイエスだ」と明かしたダウンズはこう続けている。
「ボールが自分の方に来ないんだ。その週の相手のレベルがそこまで高くないこともある。大学では毎週ハイレベルな相手と対戦するわけじゃないから、それには慣れなきゃいけない。そういう試合では退屈になることもある。相手のオフェンシブラインがそれほど強くないと、自分たちのディフェンシブラインがほぼすべてのタックルを決めてしまうからね。そういう試合ではやることがあまりない。とにかくプレーに関われないから退屈してしまうんだ」
カウボーイズの対戦相手にはダウンズが大学時代に対峙したような明らかな弱小チームは存在しない。キャリア序盤のダウンズをターゲットにすることを恐れるチームもないだろう。新人のダウンズは再編されたディフェンスをまとめる存在となり、リーグ最低レベルのユニットをNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区で勝負を左右し得る存在へと変える手助けをする可能性がある。
【RA】



































