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コマンダースで先発を務めたQBタイラー・ハイニケが33歳で引退

2026年05月08日(金) 10:44

タイラー・ハイニケ【NFL】

タイラー・ハイニケは2017年から2024年にかけてクオーターバック(QB)として5つのNFLチームでプレーした。そのキャリアの中で最も注目されたのはワシントン・コマンダースでの躍進であり、2020年シーズンのプレーオフでは最終的にスーパーボウル王者となったタンパベイ・バッカニアーズと熱戦を繰り広げた。

キャリア通算で42試合に出場した33歳のハイニケは、現地7日(木)に『Instagram(インスタグラム)』で引退を発表している。

「25年間、フットボールという素晴らしいスポーツをプレーできたことを幸せに思う。このスポーツは自分自身についてだけでなく、人生についても多くのことを教えてくれた」とハイニケはつづっている。

「これまで多くの浮き沈みを経験してきたが、良いことは悪いことの10倍もあった。こんな人生を送れるなんて、夢にも思っていなかった」

「この道のりの中で支えてくれたすべての人に感謝している。自分を信じてくれた人たち、そして子どもの頃からの夢をかなえる機会を与えてくれた人たちにも感謝している」

ハイニケは2025年8月にロサンゼルス・チャージャーズから放出された。ハイニケにとってはそこがNFLでの最後の所属チームとなっている。ドラフト外フリーエージェントとしてNFL入りしたオールド・ドミニオン大学出身のハイニケは、2017年にヒューストン・テキサンズで初出場を果たし、その後はカロライナ・パンサーズ、コマンダース、アトランタ・ファルコンズ、チャージャーズに在籍していた。

2020年にコマンダースに加入する前、ハイニケは一度NFLから離れていた。シーズン終盤に負傷した先発QBアレックス・スミスらの代役として出場したハイニケは、トム・ブレイディ率いるバッカニアーズとのワイルドカードラウンドで先発を務め、306ヤード、タッチダウンパス1回を記録。8ヤード地点からエンドゾーンへ飛び込む形で見事なタッチダウンランも決めた。このプレーは低迷していたフランチャイズにとって後年まで語り継がれるハイライトとなっている。

その試合でコマンダースを31対23で下したバッカニアーズは、そのまま勝ち進んでスーパーボウル制覇を果たした。一方、自身のキャリアに再び活路を見出したハイニケはコマンダースと再契約し、2021年シーズンから2022年シーズンにかけて同チームで24試合に先発出場した。

ハイニケは2023年にファルコンズでも4試合に先発出場している。

キャリア通算で42試合に出場し、そのうち29試合で先発を務めて13勝15敗1分の成績を残したハイニケは、6,663パスヤード、タッチダウンパス39回、インターセプト28回、608ランヤード、タッチダウンラン3回を記録している。

【RA】