2026年NFLスケジュール:クリスマスのトリプルヘッダーはパッカーズ対ベアーズ、ビルズ対ブロンコス、ラムズ対シーホークス
2026年05月15日(金) 11:02
グリーンベイ・パッカーズ対シカゴ・ベアーズ
会場:ソルジャー・フィールド(シカゴ)
日時:シーズン第16週、12月25日(金)アメリカ東部時間13時【日本時間26日(土)3時、以下同】
“アイスマン”がクリスマスの試合に登場する。
クオーターバック(QB)ケイレブ・ウィリアムズ率いる急成長中のベアーズが、リーグ最古のライバル対決としてQBジョーダン・ラブ率いるグリーンベイ・パッカーズを迎え撃つ。ソルジャー・フィールドは今年1月に激戦となったNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)ワイルドカードゲームが行われた場所であり、その試合で若きスター選手であるウィリアムズは“アイスマン”というニックネームを確固たるものにした。
18点差をつけられていたところから巻き返したウィリアムズは、逆転につながるタッチダウンパスを決め、1941年以来となるパッカーズ相手のプレーオフ勝利をチームにもたらした。ウィリアムズはシーズン第16週にソルジャー・フィールドで挑んだ試合でも延長戦でタッチダウンパスを通し、パッカーズを下している。
長きにわたるライバル関係が再び熱を帯びる中――ベアーズがパッカーズに2連勝したのは2007年以来のことだった――クリスマスという日程とシカゴの厳しい寒さが、プレーオフの行方を左右し得る新たな名勝負の舞台を演出するだろう。
前述のパッカーズ戦でいずれもタッチダウンパスをキャッチしたワイドレシーバー(WR)D.J.ムーアはもういないが、ベアーズにはWRローム・オドゥンゼやWRルーサー・バーデン三世、タイトエンド(TE)コルストン・ラブランドという3人の有望な若手レシーバーが残っている。ヘッドコーチ(HC)ベン・ジョンソンは期待の持てる就任初年度を経て、新たなシーズンに向けてその布陣を整えてくると見られている。
一方のパッカーズは長いオフシーズンを通じて、間近で目の当たりにしてきたベアーズの台頭に思いを巡らせてきた。マット・ラフルアーHC率いる攻撃陣は主力レシーバーや先発オフェンシブラインマンを失ったことで若干の再編を余儀なくされたものの、昨季にベアーズとの3試合が行われる前にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したTEタッカー・クラフトは復帰が見込まれている。また、ベアーズに2連敗した際にケガで欠場していたスターラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズも、クリスマス当日には調子を取り戻しているはずだ。
バッファロー・ビルズ対デンバー・ブロンコス
会場:エンパワー・フィールド・アット・マイル・ハイ(デンバー)
日時:シーズン第16週、12月25日(金)16時30分【26日(土)6時30分】
ビルズは昨シーズンのディビジョナルラウンドで激戦を繰り広げた舞台に戻り、ブロンコスにリベンジを果たす機会を得ることになった。
QBジョシュ・アレン率いるビルズは数々のミスを乗り越え、試合終了間際のフィールドゴールドライブで同点に追いつきオーバータイムに持ち込んだが、延長戦での致命的なターンオーバーによってQBボー・ニックス率いるブロンコスに前進を許し、短距離のフィールドゴールで勝利を奪われてしまった。
ブロンコスにとっては10年以上ぶりのプレーオフ勝利となったが、ドラマはそこで終わらなかった。ニックスが決勝ドライブの最中に足首を骨折したのだ。その影響で戦力に穴が開いたブロンコスは、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームでニューイングランド・ペイトリオッツに敗れている。
ニックスの健康状態に関する懸念は、シーズン第16週にビルズがやって来る頃にはすでに過去のものになっているだろう。ブロンコスは今オフシーズンに大型トレードでWRジェイレン・ワドルを獲得。俊足のワドルはショーン・ペイトンHC率いるオフェンスに新たな要素を加えるはずだ。さらに、足の負傷でシーズン後半を欠場していたランニングバック(RB)J.K.ドビンズも万全の状態で復帰すると見られている。
ビルズは昨季のプレーオフ敗退を受けて指揮官を変更することを決め、安定した成績を残してきたショーン・マクダーモット時代に終止符を打ち、攻撃コーディネーター(OC)ジョー・ブレイディをヘッドコーチに昇格させた。ビルズはブレイディの昇格によって継続性を保ちつつ、近年の大舞台で実績を残しているD.J.ムーアをトレードで獲得してアレンのターゲットを強化している。
ロサンゼルス・ラムズ対シアトル・シーホークス
会場:ルーメン・フィールド(シアトル)
日時:シーズン第16週、12月25日(金)20時15分【26日(土)10時15分】
クリスマス当日のトリプルヘッダーは、昨季のNFCチャンピオンシップゲームの再戦という興味深い一戦をもって幕を閉じる。
シーホークスは第60回スーパーボウルでチーム史上2つ目のロンバルディトロフィーを掲げる過程で同地区のライバルを破った。ラムズとシーホークスはNFC西地区の強豪として2025年レギュラーシーズンに接戦を繰り広げ、2戦目となったシーズン第16週には延長戦にもつれ込む激闘を見せた。この試合では、シーホークスが印象的な2ポイントコンバージョンを2度成功させて勝利を収めている。
クリスマス当日のラムズ対シーホークス戦は、シーズン終盤の重要な地区対決となる見込みだ。昨季にMVPに輝いたQBマシュー・スタッフォードと、シアトルでの魔法のような初年度を終えたばかりのQBサム・ダーノルドは、それぞれリーグ屈指の才能を持つレシーバー陣を擁するオフェンスを率いて対戦する。
オフシーズンにコーナーバック(CB)トレント・マクダフィーを獲得したことで刷新されたラムズのセカンダリーは、昨季にオフェンス部門年間最優秀選手に輝いたWRジャクソン・スミス・インジグバや俊足のWRラシッド・シャヒード、長年ラムズに在籍していたWRクーパー・カップを封じ込めることを狙うだろう。一方、優勝を経験したシーホークスの堅固な守備陣はWRプカ・ナクアとデイバント・アダムスから成るWRコンビを抑え込む構えだ。
最も重要な戦いはサイドラインで繰り広げられるのかもしれない。そこではスーパーボウル制覇経験を持つ2人のヘッドコーチが腕を競うことになる。1月のNFCチャンピオンシップゲームを経て、マイク・マクドナルドHCはレギュラーシーズンとプレーオフを含めた通算成績で3勝2敗と、ショーン・マクベイHCに対して優位に立っている。なお、この5試合はいずれも1ポゼッション差の接戦で決着している。
【RA】



































