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【2016年第14週】ジャイアンツ守備陣が奮闘、カウボーイズ今季2敗目を喫す

2016年12月12日(月) 14:33

ニューヨーク・ジャイアンツのイーライ・マニング【AP Photo/Seth Wenig】

現地11日(日)、第14週サンデーナイトフットボールはNFC東地区2位のニューヨーク・ジャイアンツがホームで11連勝中のダラス・カウボーイズと対戦した。シーズン初戦でカウボーイズを下したジャイアンツは、この試合でも守備陣が堅い守りでカウボーイズの攻撃を封じた。両チーム合わせて6ターンオーバーを記録した試合は第3クオーターで逆転に成功したジャイアンツが10対7で逃げ切っている。

試合開始後2度目の攻撃で、カウボーイズはクオーターバック(QB)ダック・プレスコットからワイドレシーバー(WR)テレンス・ウイリアムスへの31ヤードパスで先制した。次のドライブ、ジャイアンツは敵陣31ヤード地点で第4ダウンのコンバートに成功するが、次のプレーでQBイーライ・マニングがサックされてファンブルロスト。しかし、4プレー後にはコーナーバック(CB)ジャノリス・ジェンキンスがQBプレスコットのパスをインターセプトして応戦する。第2クオーター中盤にもQBマニングがサックからファンブルロストでボールを失うが、どちらのチームも得点を上げることはできず、カウボーイズは前半終了間際に55ヤードフィールドゴールにも失敗。7対0とカウボーイズがリードして前半を折り返した。

第3クオーター中盤にはジャイアンツがようやくフィールドゴールで得点。次のドライブでは第3ダウン15ヤードでQBプレスコットが放った深いパスを、CBレオン・ホールがゴール前10ヤード地点でインターセプトし、自陣39ヤードまでボールを運んだ。2プレー後にはWRオデル・ベッカムがパスをキャッチした後、ディフェンスを振り切って激走。61ヤードタッチダウンでジャイアンツが10対7と逆転した。

第4クオーターでは敵陣22ヤードまで攻め込んだジャイアンツだったが、QBマニングのパスをCBアンソニー・ブラウンがインターセプト。しかし、ジャイアンツ守備陣も隙を与えずパントに追い込む。試合時間残り2分25秒、パスをキャッチしたWRデズ・ブライアントをCBジェンキンスがタックルしてファンブルを誘発。ジャイアンツがリカバーし、敵陣38ヤードまで進むが、攻撃は停滞してパントに終った。ジャイアンツ守備陣は以降も奮闘、残り1分で始まったカウボーイズの攻撃を第4ダウンでシャットアウトし、そのまま10対7で逃げ切った。

カウボーイズQBプレスコットはパス37回中17回成功、165ヤード、1タッチダウン、2インターセプト。ランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットはキャリー24回、107ヤード。

ジャイアンツQBマニングはパス28回中17回成功、1タッチダウン、1インターセプト、ファンブルロスト2。WRオデル・ベッカムは4レシーブ、94ヤード、1タッチダウンを記録している。

チームの獲得ヤード数は両チームとも260ヤード。ターンオーバーも3回ずつ。

カウボーイズはこれが今季2敗目。いずれもジャイアンツに屈している。