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【2016年シーズン】第14週マンデーナイトフットボールの見どころ

2016年12月12日(月) 15:08

ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/Elise Amendola】

現地12日(月)に行われるマンデーナイトフットボールでは14シーズン連続で10勝以上を記録するニューイングランド・ペイトリオッツとボルティモア・レイブンズが対戦する。

ペイトリオッツには第14週にもAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区優勝を決めるチャンスがあったが、11日にアリゾナ・カーディナルスと対戦したマイアミ・ドルフィンズが勝利したため、実現すればNFL最長記録となる8年連続の地区優勝は次週以降に持ち越されている。

レイブンズも直近5試合のうち4試合に勝利しており、日曜日に一足早く8勝目を記録したピッツバーグ・スティーラーズとAFC北地区首位の座を争う。

第13週に、ロサンゼルス・ラムズを下してキャリア通算201勝目を手に入れ、クオーターバック(QB)として勝利数で歴代1位に輝いたトム・ブレイディ率いるペイトリオッツ攻撃陣だが、この試合も先週同様にエースタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーを欠いた状態で戦わなければならない。代わってブレイディのターゲット役を担うのはワイドレシーバー(WR)ジュリアン・エデルマンやWRクリス・ホーガンになるだろう。パス攻撃に加えて、ランニングバック(RB)レギャレット・ブラントによる力強いラン攻撃も注目だ。

対するレイブンズはアウトサイドラインバッカー(OLB)テレル・サッグスとOLBエルビス・デュマービルを中心に今季も定評のあるディフェンスを見せてきた。現在2連勝中に加え、ここ5試合中4試合に勝利しているレイブンズは第13週のドルフィンズ戦を38対6で制しており、その試合ではQBジョー・フラッコが381ヤード、4タッチダウンを投げて好調ぶりをアピールしている。前戦同様にオンフェンスラインがフラッコをプロテクトできれば、レイブンズがペイトリオッツを打ち破る可能性も十分にあるだろう。

過去にもプレーオフで熱戦を繰り返してきたライバル同士の対決ということもあり、プレーオフを目前にハイレベルな試合内容になること間違いなしだ。