昨季AFCチャンピオンシップ前にブロンコスに現役復帰を打診していたと明かすドリュー・ブリーズ
2026年09月23日(水) 16:16
先週のデンバー・ブロンコス対カンザスシティ・チーフス戦に先立ち、『ESPN』は昨季のAFCチャンピオンシップゲームを前に、ブロンコスがドリュー・ブリーズに現役復帰の可能性について接触していたと報じた。
この報道はデンバーで物議を醸し、ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンも先週、ブリーズの現役復帰が検討されていたことについて「聞いたことがない」と話していた。しかし今回、ブリーズ本人が明かしたところによれば、ブロンコス側から接触を受けたのではなく、ブリーズ自身が現役復帰を考え、当時ブロンコスに所属していたかつてのコーチたちに連絡していたという。
現地22日(月)に『SiriusXM(シリウスXM)』で配信されたポッドキャスト『Let’s Go(レッツゴー)』の中で、共同ホストのジム・グレイはブリーズに、実際にどれほど本気で現役復帰を試みようとしていたのかを尋ねた。
「こう言っておこう。手首と肩の問題で、今はもう右腕では投げていない。10ヤードくらいなら投げられるけど、かなり痛むんだ。それじゃ、とても試合では通用しない。それ以外は、頭も体も、すべて調子がいい。でも、右手首と右肩の状態では無理だった。ただ、復帰を考えたかって? もちろん。1,000%考えた。ブロンコスに戻ってAFCチャンピオンシップゲームでプレーしたかった。自分のコーチや、あの組織にいる知り合い、それにペナー家のみんなをスーパーボウルに連れていきたかった。本当にやりたかった」
ブリーズが現役復帰できなかった理由の1つは、こうした身体的な問題だった。もう1つは、現在もニューオーリンズ・セインツのリザーブ/引退リストに登録されていることだ。
ブリーズによると、現役復帰の可能性を本気で考え始めたのは、プロフットボール殿堂入りを知らせる“ドアノック”を受けたときだったという。殿堂入りを果たしたブリーズは当時ブロンコスのアシスタントコーチだったピート・カーマイケルとジョー・ロンバルディに、自らメッセージを送ったと明かした。
「こういう話なんだ。(殿堂入りを知らせる)ノックを受けたのが、1月19日(月)だった。ディビジョナルラウンドの翌日で、ボー・ニックスが足を負傷して欠場するというニュースが出た日だった。プロフットボール殿堂の会長であるジム・ポーターがそこにいて、みんなでその瞬間を迎えていた。ダン・ファウツから殿堂入りを知らされて、俺はジム・ポーターを見て、“ということは、今週ブロンコスに戻ってプレーすることはできないってことだね”と言った。そうしたら彼は、“いや、好きなようにしていい”って。“投票はもう終わっている。君の殿堂入りは決まっているから、何をしてもいい”と言われた」
「本当に、その瞬間にスイッチが入った。すぐにピート・カーマイケルとジョー・ロンバルディにメッセージを送った。セインツ時代の俺のOCとQBコーチで、そのときはブロンコスにいたからね。“今週、俺が必要か?”って。“準備できるかもしれない”と伝えた。そしたら彼らは、“本気か? 今すぐショーンに伝えてくる”って言った。だから、“待ってくれ。明日の朝起きて、一度試してみる”と答えた。それで翌朝起きて、本当に試してみた。裏庭で13歳の息子にボールを受けてもらったんだけど、右腕ではどうしてもダメだった。左腕なら、レッドゾーン内ではかなりやれたと思う。少なくとも、正しいプレーを選んでオフェンスを動かすことくらいはできただろう。でも、現実にはならなかったけどね」
さらにブリーズは次のように話している。
「そこで終わりだった。彼らにもう一度メッセージを送って、“とりあえず、精神的な支えにはなるよ”って伝えた」
しかし、その日のブリーズの応援も勝利にはつながらなかった。ブロンコスはニックスに代わって控えQBジャレット・スティッドハムを先発させたものの、厳しい天候の中でニューイングランド・ペイトリオッツに7対10で敗れている。
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