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故障者情報:不調のジェッツ、追い打ちの戦力ダウン

2016年12月12日(月) 11:22

ニューヨーク・ジェッツのマット・フォルテ【AP Photo/Julio Cortez】

ニューヨーク・ジェッツのベテランランニングバック(RB)マット・フォルテがサンフランシスコ・49ers戦の第1クオーターに膝を負傷した。今シーズン、ひときわ輝きを放っていたフォルテの離脱は、絶不調のジェッツにさらなる追い打ちをかけることとなった。

1勝11敗の49ers相手に多少の苦戦を強いられたジェッツ。フォルテが離脱した後、代役としてビラル・パウエルが出場を果たした。

ジェッツのセカンダリーもまた、多くの故障者を抱える。コーナーバック(CB)バスター・スクラインは頭部の負傷で除外され、セーフティ(S)マーカス・ギルクリストは第3クオーターで膝を負傷して除外された。足首を負傷したタイトエンド(TE)ブランドン・ボスティックが試合に復帰することはなかった。

【その他、11日までに判明している各チーム故障者情報】

1.サンディエゴ・チャージャースのRBメルビン・ゴードンは現地11日(日)に行われた試合の第1クオーター、臀部(でんぶ)を負傷し、第2クオーターには除外された。CBクレイグ・マーガーは肘を負傷して試合に復帰しなかった。

新人のスター選手、首を負傷したディフェンシブエンド(DE)のジョーイ・ボサは第2クオーターにロッカールームへ下がり、そのまま試合から除外となった。

2.マイアミ・ドルフィンズのクオーターバック(QB)ライアン・タネヒルは第3クオーターで膝にタックルを受けて試合から離脱し、後に除外となった。QBマット・ムーアが代わって出場を果たしている。

ヘッドコーチ(HC)アダム・ゲイズは試合後、タネヒルの状態については“良くなさそうだ”と語り、月曜日中には負傷箇所の詳細が判明すると明かした。ゲイズは膝十字靭帯(じんたい)損傷の恐れもあるとしている。

3.『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによればデトロイト・ライオンズのQBマシュー・スタッフォードは中指を脱臼。今後の試合にはケガを抱えながらも出場すると見られている。

4.ワシントン・レッドスキンズのラインバッカー(LB)スア・クラーベンスは二頭筋を部分的に損傷した可能性があるとラポポートが報じた。MRI撮影を行って今後の動きを判断する模様。 

5.アトランタ・ファルコンズのワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズ(足の親指付け根)はロサンゼルス・ラムズ戦にインアクティブ登録され、欠場。また、モハメド・サヌーも欠場したため、WRのテイラー・ガブリエル、ジャスティン・ハーディー、オルドリック・ロビンソンが代役として起用された。

6.ニューオーリンズ・セインツのWRマイケル・トーマス(足)はタンパベイ・バッカニアーズ戦にインアクティブ登録。

7.アリゾナ・カーディナルスのCBマーカス・クーパー(背中)、LBディオン・ブキャノン(足首)は復帰せず。

8.ミネソタ・バイキングスはCBトラエ・ウェインズ(脳震とう)、WRラクオン・トレッドウェル(足首)を試合から除外。

9.インディアナポリス・コルツのWRドンテ・モンクリーフはハムストリングの負傷後、試合に復帰することはなかった。

10.フィラデルフィア・イーグルスRBのダレン・スプロールズ(頭部)、ウェンデル・スモールウッド(膝)は27対22で敗戦したレッドスキンズ戦の途中で離脱し、復帰することはなかった。ガード(G)アレン・バーブリー(ハムストリング)、ロングスナッパー(LS)ジョン・ドレンボス(手首)もまた、試合から除外されている。 

11.グリーンベイ・パッカーズのTEジャレッド・クックは胸部の負傷によって除外。

12.49ersのTEバンス・マクドナルドは肩を負傷、WRトレイ・スミスは脳震とうを発症して試合から除外。
 
13.ロサンゼルス・ラムズのSモーリス・アレキサンダーは第3クオーターに脳震とうを発症して復帰にはクエッショナブル。