イーグルス、シーズン第9週はタナー・マッキーに代わってジョー・ミルトンが先発QBに
2026年11月05日(木) 12:00
急激に失速しているフィラデルフィア・イーグルスが、低迷するオフェンスの立て直しを狙ってクオーターバック(QB)を変更しようとしている。
イーグルスは現地8日(日)に臨むニューヨーク・ジャイアンツ戦でQBタナー・マッキーをベンチに下げ、QBジョー・ミルトン三世を先発に指名すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロと『ESPN』のアダム・シェフターが伝えた。
先週日曜日にニューヨーク・ジャイアンツ戦の途中でタナー・
イーグルスは10月16日に、ダラス・カウボーイズの練習生だったミルトンと契約。本来の先発クオーターバックであるジェイレン・ハーツは、血栓が発生した影響で故障者リザーブ(IR)リストに置かれている。
2024年NFLドラフトの6巡目でニューイングランド・ペイトリオッツから指名されたミルトンは、キャリア通算で5試合に出場しており、すべて控えとしてのものだった。ペイトリオッツのルーキーイヤーの第18週では、正式な先発クオーターバックではなかったものの、その大部分でプレーしており、パス29回中22回成功、241ヤード、タッチダウン1回、ランでもタッチダウン1回という成績を収めている。昨年はカウボーイズで4試合に途中出場し、パス24回中15回成功、183ヤード、タッチダウン1回、インターセプト2回、キャリー5回で50ラッシングヤードをマークした。
身体能力の高い魅力的なアスリートであるミルトンは、マッキーとはまったく異なるプレースタイルのクオーターバックだ。足を使って貢献できる能力は、ブロックに苦戦し、ドライブを何度も停滞させているオフェンスの力になるかもしれない。強肩が持ち味である26歳は、ビッグプレーにも期待できる一方、それが裏目に出ることもある。そのミルトンが今、フィラデルフィアで経験を積みながら、成長できるかを証明するチャンスを得た。
イーグルスは先発3試合をすべて黒星で終えたマッキーをベンチに下げている。マッキーはこれまでにパス114回中72回成功、638ヤード、タッチダウン2回、インターセプト2回を記録している。日曜日にワシントン・コマンダースに敗れた試合では、第1クオーター以降はマッキーの下でオフェンスが安定した攻撃を見せられず、10対0だったリードが27対10での敗戦に転じて終わった。
マッキーはプレシーズンのポジション争いでアンディー・ダルトンに敗れ、QB3としてシーズン開幕を迎えていた。しかし、チームはハーツが脳しんとうの検査を受けていたシーズン第3週のシカゴ・ベアーズ戦で不用意なインターセプトを喫したダルトンを放出。その後、ダルトンはアトランタ・ファルコンズと契約している。
そうしてイーグルスがたどり着いたのが、QB4だった。
ニック・シリアニヘッドコーチ(HC)率いるイーグルスのシーズンは、6連敗を喫してほぼ終わったような形だ。ミルトンのような身体能力の高いアスリートに何が可能かを試しても、損はない。状況がこれ以上悪くなることはないだろう。少なくとも、ミルトンは時折オフェンスをエキサイティングなものに変える可能性を秘めている。
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