レイブンズがカーディナルスとQBブリセットのトレードを完了、取引条件も明らかに
2026年11月08日(日) 15:42
アリゾナ・カーディナルスがクオーターバック(QB)ジャコビー・ブリセットをボルティモア・レイブンズに送るトレードを完了した。両チームが現地6日(金)に発表している。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートと『ESPN』のアダム・シェフターによると、レイブンズは2027年の4巡目指名権と2028年の7巡目指名権をカーディナルスに譲り、見返りとしてブリセットと2027年の5巡目指名権を受け取るとのことだ。
ラポポートによれば、カーディナルスはさらにトレードの一環として、ブリセットの2026年の残りのサラリーを半分以上負担したという。
水曜日に報じられたこのトレードは、週の後半までにまとまる見込みと伝えられており、それが実現した形だ。カーディナルスのヘッドコーチ(HC)マイク・ラフルアーは水曜日の段階では記者団に対し、明言を避けてプロセスを見守る姿勢を示していた。
レイブンズはサーズデーナイトで3試合連続となる別の先発QBを投入しながらもジャクソンビル・ジャガーズ戦に敗れ、4連敗を喫した。その後、今回のトレードが成立している。
ジャガーズ戦ではドラフト外フリーエージェントのQBジョー・ファニャーノが先発を務めた。フランチャイズQBラマー・ジャクソンは、足首のケガによる欠場から復帰してシーズン第8週に先発したものの、最初のプレーで親指を負傷。ジャクソンの代わりにタイラー・ハントリーが先発に入ったが、バッファロー・ビルズ戦でターフトウを起こしてしまい、今季終了となった。一方のジャクソンは故障者リザーブ(IR)に登録されており、当面の間、復帰はできない。
そして、迷走するレイブンズの命運はブリセットへと託される。まずはシーズン第10週のロサンゼルス・チャージャーズとのマンデーナイトフットボールで先発を務めるとみられている。
ブリセットはNFLで11年目となる今シーズンをカーディナルスのQB1としてスタートした。しかし、8試合で先発後、ガードナー・ミンシューにその座を追われてベンチに下げられ、直後にレイブンズへのトレードが報じられていた。
ブリセットの2026年シーズンはここまで、パス成功率63.3%、1,719ヤード、タッチダウン10回、インターセプト7回という成績だ。
レイブンズは彼にとってNFLで7つ目の所属チーム(これまでニューイングランド・ペイトリオッツ、インディアナポリス・コルツ、マイアミ・ドルフィンズ、クリーブランド・ブラウンズ、ワシントン・コマンダース、カーディナルスに在籍)であり、先発が実現すればレイブンズで6チーム目となる。木曜日の敗北によってプレーオフ進出の可能性が12%にまで低下したレイブンズは、絶望的になりつつあるシーズンを何とか立て直そうとしている。
しかし、残念なことに、ブリセットはペイトリオッツにいた2016年のルーキーシーズン以来、プレーオフ進出チームで先発したことがない。一方、競争力を維持し、何よりも将来に向けたチーム作りを目指すラフルアーHC率いるカーディナルスは、ミンシューを先発に据え、ルーキーのカーソン・ベックを控えに置いて前進していくことになり、いずれベックにもチャンスが巡ってくる可能性がある。
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