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「スタークスは脳震とうプロトコル中」とHCマッカーシー

2016年12月16日(金) 10:19

グリーンベイ・パッカーズのジェームス・スタークス【AP Photo/Matt Rourke】

グリーンベイ・パッカーズのバックフィールドにまた脱落者が出た。

ヘッドコーチ(HC)のマイク・マッカーシーは現地15日(木)、記者に対してベテランのランニングバック(RB)ジェームス・スタークスが現在、月曜日に交通事故に巻き込まれた影響で脳震とうプロトコル中であることを伝えた。これはチームが『Twitter(ツイッター)』への投稿を通して明かしたもの。

マッカーシーはスタークスが“問題ない”ことを強調したが、今週末開催のシカゴ・ベアーズ戦でのステータスについては完全に未定である。

先発RBのエディ・レイシーが足首を負傷して今季絶望となって以来、30歳のスタークスはプレー数31、1試合平均9.1タッチをマークしてチームのバックフィールドをけん引してきた。しかしながら、最近の試合では元シアトル・シーホークスのRBクリスティン・マイケルやタイ・モンゴメリーの活躍が目立ち、この2人は勝利を収めたシアトル・シーホークス戦で合計19アテンプト、77ヤードをマーク。なお、この試合のスタークスはわずか2キャリーであった。

地元紙『Green Bay Press Gazette(グリーンベイ・プレス・ガゼット)』によると15日、マッカーシーはモンゴメリーがベアーズ戦で20アテンプトはこなすと予想し、「それが必要なのであれば、モンゴメリーならその数字にたどり着く」とも語った。

負傷者の多さがグリーンベイを苦しめてきたが、スタークスに関してはさほど影響がないと言っても差し支えないだろう。いずれにせよ、パッカーズはマイケルとモンゴメリーの十分な活躍に不満はないはずだ。