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【2016年第15週】49ersに快勝したファルコンズが地区優勝へ前進

2016年12月19日(月) 11:59

アトランタ・ファルコンズのデボンタ・フリーマン【AP Photo/John Bazemore】

現地18日(日)、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区トップタイにつけるアトランタ・ファルコンズがサンフランシスコ・49ersと本拠地で対戦。試合はファルコンズが攻守で49ersを圧倒し、最終的に41対13で圧勝したファルコンズが地区優勝にまた一歩近づいた。

ファルコンズは立ち上がりからランニングバック(RB)デボンタ・フリーマンの短いランなどでエンドゾーン手前まで進むと、同ドライブの最後もフリーマンの5ヤードランで先制タッチダウンを決める。さらに、ファルコンズ守備陣がアウトサイドラインバッカー(OLB)ディオン・ジョーンズがRBカルロス・ハイドからファンブルを誘い、49ersに得点のチャンスを与えない。攻撃陣もクオーターバック(QB)マット・ライアンからワイドレシーバー(WR)テイラー・ガブリエルへの9ヤードパスで再びタッチダウンを決め、早々と14点差をつける。ファルコンズはクオーター終了前にもライアンからタイトエンド(TE)オースティン・フーパーへの9ヤードパスでタッチダウンを獲得し、リードを21点に広げている。

第2クオーター最初のドライブではQBコリン・キャパニックがTEギャレット・セレクに16ヤードのタッチダウンパスを通し、その後もハイドのランなどで攻撃のリズムを作ったが、得点には至らない。対照的にファルコンズはRBテビン・コールマンの29ヤードランとフリーマンの20ヤードランで敵陣まで簡単に攻め込むと、最後はフリーマンがエンドゾーンに押し込んでタッチダウン。49ersも意地を見せ、クオーター終了前にキャパニックからWRロッド・ストリーターへの5ヤードパスでタッチダウンを決めるも、直後のエキストラポイントをミスし、スコアを28対13として後半に突入。

第3クオーターに入ってもファルコンズが試合を支配する。クオーター序盤にフィールドゴールを成功させてリードを広げたファルコンズは、同終盤にもライアンからガブリエルへの31ヤードで敵陣へと前進すると、最後はフリーマンの34ヤードランでタッチダウンを収めて完全に主導権を握った。

ファルコンズ守備陣は試合終了まで49ersに一切反撃のチャンスを与えず、後半に得点を許すことなく試合は終了している。第4クオーター終盤にダメ押しのフィールドゴールを成功させたファルコンズが28点差をつけて勝利した。

ファルコンズQBライアンはパス23回中17回成功、286ヤード、2タッチダウンと安定の活躍でチームを勝利に導いている。RBフリーマンはキャリー20回、139ヤード、3タッチダウンと文句なしの走りで勝利に貢献した。

49ersのQBキャパニックはパス33回中20回成功、183ヤード、2タッチダウンをマーク。49ersは開幕戦に勝利しただけで以降は敗戦が続き、今回の黒星で13連敗を喫した。