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【2016年第15週】バッカニアーズを振り切ってカウボーイズ12勝目、NFC1位に王手

2016年12月19日(月) 14:47

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Ron Jenkins】

現地18日(日)、第15週のサンデーナイトフットボールとしてNFCディビジョン1位のダラス・カウボーイズが5連勝中のタンパベイ・バッカニアーズをホームに迎えて対戦した。クオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストン率いるバッカニアーズが14点差を跳ね返し、一時は逆転に成功するが、最後にカウボーイズがフィールドゴールで得点を重ね、26対20で勝利を収めた。

試合開始後のドライブ、カウボーイズは56ヤードフィールドゴールに挑戦するが失敗。バッカニアーズはパスインターフェアランスのコールで敵陣25ヤード地点へと大きく進み、フィールドゴールで3点を先取した。カウボーイズもフィールドゴールを返し、次のバッカニアーズ最初のプレーでは、クオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストンをサックしてファンブルを誘発。ゴール前14ヤードでボールを奪い返すと、ランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットがエンドゾーンに走りこんで逆転した。次の攻撃ではQBダック・プレスコットが自ら持ち込んでタッチダウンを決め、17対3と大きくリード。バッカニアーズはフィールドゴールで追加点を得るも、前半残り3秒でエンドゾーンに放たれた深いパスがインターセプトされて前半終了。17対6でカウボーイズがリードした。

第3クオーターでは、まずバッカニアーズがワイドレシーバー(WR)アダム・ハンフリーズへの42ヤードパスでタッチダウン。4点差に詰め寄った。次の攻撃ではタイトエンド(TE)キャメロン・ブレイトがエンドゾーンで10ヤードパスをキャッチし、17対20と逆転に成功する。

それでも、カウボーイズが第4クオーターでフィールドゴールを決めて同点に。その後も、ストロングセーフティ(SS)ジェフ・ヒースがQBウィンストンのパスをインターセプトし、フールドゴールにつなげて追加点。TEジェイソン・ウィッテンのファンブルもあったが、このクオーター3度目のフィールドゴールで26対20とした。バッカニアーズは残り1分36秒で攻撃権を得たものの、第4ダウン12ヤードでのパスがインターセプトされて万事休す。カウボーイズがそのまま勝利を決めている。

バッカニアーズQBウィンストンはパス35回中17回成功、247ヤード、2タッチダウン、3インターセプトだった。

カウボーイズQBプレスコットはパス36回中32回成功、279ヤード。RBエリオットは159ヤード、1タッチダウンで勝利に貢献している。

チームの獲得ヤード数はバッカニアーズ276に対してカウボーイズが449ヤード。ターンオーバーはバッカニアーズが4に対してカウボーイズは1と明暗を分けた。

バッカニアーズはこれで8勝6敗。NFC南地区1位のアトランタ・ファルコンズを1ゲーム差で追う。カウボーイズは12勝2敗、NFC東地区2位のジャイアンツに2ゲーム差をつけて現在1位だ。あと1勝すればNFCディビジョンの第1シード確定となる。