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【2016年シーズン】第15週マンデーナイトフットボールの見どころ

2016年12月19日(月) 16:30


カロライナ・パンサーズのキャム・ニュートン【AP Photo/Bob Leverone】

第15週のマンデーナイトフットボールを飾るのは、プレーオフ出場の可能性を残しているカロライナ・パンサーズとワシントン・レッドスキンズの一戦だ。

昨年のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区覇者のパンサーズは第14週に28対16でサンディエゴ・チャージャーズを下して今季5勝目をあげると同時にプレーオフ出場の希望をつなげたが、現地18日(日)に勝利したアトランタ・ファルコンズが9勝5敗で首位に立ち、今季6敗目を喫したタンパベイ・バッカニアーズが8勝6敗で2位、白星を収めて一足先に6勝8敗としたニューオーリンズ・セインツが3位となっており、パンサーズにとってレッドスキンズ戦の敗北はプレーオフ出場がなくなることを意味する。

レッドスキンズもまた第14週には同地区所属のフィラデルフィア・イーグルスを下し、7勝5敗1分の成績でプレーオフ出場の可能性を残している。

オフシーズンにコーナーバック(CB)ジョシュ・ノーマンを放出したパンサーズは、それ以来、ディフェンス面で思い通りの試合ができていない。今年度のドラフトでは3人のCBを選択し、ジェームズ・ブラッドベリーとダリル・ウォーリーが早速先発でCBを務めるも、ここまでの結果は期待とは裏腹に決して良いものではない。ノーマンは移籍後初めて古巣と対決することになる。

シーズン終盤に入って調子を上げてきたレッドスキンズのQBカーク・カズンズは、ワイドレシーバー(WR)デショーン・ジャクソン、WRジェイミソン・クラウダー、タイトエンド(TE)ピエール・ギャルソンなどの好ターゲットを起用しながら攻撃を組み立ててきた。パンサーズのセカンダリーがとこまでレッドスキンズのパス攻撃に対応できるかが試合の焦点になるはずだ。それに加え、ランニングバック(RB)ロブ・ケリーの力強いランもパンサーズ守備陣を悩ませることだろう。

QBキャム・ニュートンの好ターゲットであるWRケルビン・ベンジャミン、テッド・ジンJr.などを中心にパス攻撃を仕掛けてくるであろうパンサーズ攻撃陣を相手に、ノーマン率いるレッドスキンズ守備陣がどうのように対応するのかもまた、試合の見どころになるはずだ。