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ジャガーズ、HCブラッドリーと袂を分かつ

2016年12月19日(月) 10:01

ジャクソンビル・ジャガーズのガス・ブラッドリー【AP Photo/Gary McCullough】

ジャクソンビル・ジャガーズは現地18日(日)、第15週の試合を終えた直後にヘッドコーチ(HC)ガス・ブラッドリーに別れを告げたと発表した。

ブラッドリーにとって最後の試合となったヒューストン・テキサンズ戦は前半のリードを守りきれず、1点差で逆転負けを喫している。テキサンズのクオーターバック(QB)ブロック・オズワイラーを苦しめた一方で、ジャガーズのQBブレイク・ボートルスは92ヤードしか獲得できていない。ジャガーズはこれで今季2勝12敗となり、ブラッドリーのジャガーズにおける通算成績は14勝48敗だ。勝率にして2割2分6厘はスーパーボウル時代になって以降、最低50試合を監督したHCの中では最低である。

チームオーナーのシャヒド・カーンは声明の中で「この4シーズンを通してジャクソンビル・ジャガーズに献身してくれたガス・ブラッドリーには感謝している。わがチームに親しい人ならば誰もが知るように、ガスはスタッフにも選手にも文字通り全身全霊でぶつかってくれた。選手たちはガスのために戦い、ガスに対して大いなる尊敬の念を抱いていることも分かっている。私も同様だ」と述べた。

また、カーンはジェネラルマネジャー(GM)のデビッド・コールドウェルが「同意しており、可能な限り最高のヘッドコーチを雇用できるよう、あらゆるオプションを検討していく責任を担う」ことも明かしている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、現地19日(月)にもコールドウェルGMが暫定HCを発表する見込みだという。ブラッドリーがチームと同じフライトでジャクソンビルに戻ったことも伝えている。