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スティーラーズ戦終了後、レイブンズOLBサッグスが引退を否定
2016年12月27日(火) 11:11フットボールファンならおそらく喜ぶはずだ。ボルティモア・レイブンズのアウトサイドラインバッカー(OLB)テレル・サッグスを中心としたレイブンズ対ピッツバーグ・スティーラーズの激しい地区争いが来シーズンにも繰り広げられそうである。
34歳のサッグスは現地25日(日)に行われたピッツバーグ・スティーラーズ戦に敗戦後、自身の引退に関するうわさを突っぱねた。この試合でレイブンズのプレーオフ進出は完全に消滅。レイブンズは2014年以降、プレーオフから遠ざかっている。
『ESPN』によると、引退について質問を受けたサッグスは明らかに不機嫌な顔で、「なんて聞いたのかは知らないが――なぜそんなに感情的なのだろうか?――俺はここに戻って来るつもりだし、来年もまた同じことをしているだろう」と語った。
サッグスの長いキャリアや、名声がなければレイブンズも考えるところはあるだろうが、昨年にアキレス腱を断裂し、15試合を欠場したサッグスは今シーズン、8サックをマークしてキャリアサック数がフットボール史上歴代21位までに上った。サッグスがもし引退ともなれば、すぐさま殿堂入り候補にその名前が挙げられるはずだ。
今シーズン、レイブンズやこの地区にいる選手、例えるならば、サッグスやスティーブ・スミス、エルビス・デュマービル、ベン・ロスリスバーガー、ジェームス・ハリソンといった選手たちはかなりの年齢にもかかわらず、自身のキャリアの中でも素晴らしい1年を送っている。
また、来シーズンも今回のレイブンズ対スティーラーズ戦のような面白い試合が期待される。