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【2016年第17週】ベンガルズが最終戦で地元ファンに勝利をプレゼント

2017年01月02日(月) 06:12


シンシナティ・ベンガルズのアンディ・ダルトン【AP Photo/Gary Landers】

現地1日(日)、レギュラーシーズン第17週ボルティモア・レイブンズ対シンシナティ・ベンガルズ戦がベンガルズの本拠地ポール・ブラウン・スタジアムで行われ、ランニングバック(RB)レックス・バークヘッドがランで魅了したベンガルズがホームでの最終戦を白星で飾っている。ベンガルズは今季6勝目(9敗1分)を記録してシーズンを締めくくり、レイブンズは8勝8敗となった。

レイブンズ最初のドライブで攻撃陣を自陣に踏み込ませなかったベンガルズはRBバークヘッドのランとクオーターバック(QB)アンディ・ダルトンのパスでテンポ良く相手陣地に攻め入り、残り5ヤードからバークヘッドが駆け込んでタッチダウンを決めた。先制を許したレイブンズがラン攻撃を中心に細かくボールをつないで敵陣に前進し、フィールドゴールを返す。しかし、勢いに乗るベンガルズは15ヤードを駆け抜けたワイドレシーバー(WR)タイラー・ボイドがダルトンから受け取った26ヤードパスもつなぎ、最後はダルトンがタイトエンド(TE)C.J.ウゾマに1ヤードのタッチダウンパスを通してレイブンズを突き放した。

レイブンズの攻撃で始まった第2クオーターは懸命に敵陣を目指すレイブンズ攻撃陣に対してベンガルズ守備陣が応戦、4分弱の攻撃ドライブをパントに抑えている。攻撃陣がフィールドゴールで追加点を挙げ、再び守りについたベンガルズのディフェンス陣はゴールライン手前2ヤードまで攻め込まれたものの、相手QBジョー・フラッコのパスをエンドゾーン内でストロングセーフティ(SS)ショーン・ウィリアムスがインターセプトする。レイブンズはタッチダウンを目前にして得点のチャンスを失った。ベンガルズがさらにフィールドゴールを収めた結果、3対20とベンガルズが17点のリードを保って前半を折り返している。

第3クオーターは両陣営の守備陣が奮闘し、それぞれのオフェンスに仕事をさせない。レイブンズがQBフラッコの14ヤードパスなどで敵陣へとマーカーを進めたドライブではレッドゾーンに入ったところでフォースダウンギャンブルに挑むも、フラッコのパスが通らずに失敗。ベンガルズの攻撃もQBダルトンがサックされてチャンスにつなげられず。どちらのチームも得点できずに最後のクオーターに臨んだ。

それぞれ攻撃ドライブをパントで終えた後、レイブンズのオフェンスはQBフラッコが3回のパスでベンガルズ陣地に入り、さらに4ヤードパスを挟んでWRブレシャド・ペリマンに素早いパスが通ると、ペリマンが一気にエンドゾーンに駆け込む。タッチダウンの判定が出たが、取り消されてしまい、エンドゾーン手前1ヤードからの攻撃に。最後はRBケネス・ディクソンが押し込んでタッチダウンを決めている。10点差に攻め寄られたベンガルズは試合時間残り4分強から挑んだ攻撃ドライブでRBバークヘッドがランヤードを稼ぎ、最後もエンドゾーン手前5ヤードから駆け込んでダメ押しのタッチダウンを収め、ベンガルズが勝利を確実のものとした。

ベンガルズQBダルトンはパス28回中18回成功、226ヤード、1タッチダウンをマーク。走ってはRBバークヘッドが119ヤード、2回のタッチダウンを挙げている。

レイブンズQBフラッコは49回のパスを投げて32回成功、267ヤード、タッチダウンはなく、1インターセプトだった。