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【2016年第17週】バッカニアーズがパンサーズとの接戦を制して今季9勝目

2017年01月02日(月) 06:58


タンパベイ・バッカニアーズのジェイミス・ウィンストン【AP Photo/Jason Behnken】

現地1日(日)、ここまで8勝7敗で、まだプレーオフ出場の可能性を残しているタンパベイ・バッカニアーズが本拠地にカロライナ・パンサーズを迎えてレギュラーシーズン最終線に挑んだ。試合はバッカニアーズが17対16で接戦を制し、今季9勝目を手にしてレギュラーシーズン最終戦を白星で終えている。

試合はオープニングドライブからバッカニアーズのクオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストンがワイドレシーバー(WR)アダム・ハンフリーズに28ヤードパスを通し、さらにランニングバック(RB)ジャクイズ・ロジャースの短いランなどで敵陣まで進むと、フィールドゴールを成功させて先制点を決める。パンサーズ攻撃陣も直後のドライブでWRテッド・ジンJr.の22ヤードランで敵陣までボールを進めると、ドライブの最後はRBジョナサン・スチュワートの2ヤードランでタッチダウンを収め、パンサーズがリードを奪った。クオーター終盤にはウィンストンのパスをコーナーバック(CB)ジェームズ・ブラッドベリーが敵陣でインターセプトしてパンサーズが得点のチャンスを得るも、キッカー(K)グラハム・ギャノがフィールドゴールをミスしている。

第2クオーターは両チームの守備陣が奮闘。まずはクオーター序盤にパンサーズ守備陣がウィンストンからサックを奪い、ファンブルを誘う。しかし、クオーター中盤にはニュートンがWRコリー・ブラウンを狙って放ったパスをバッカニアーズのセーフティ(S)キース・タンディーがインターセプトしてボールを取り戻した。両チームともその後は交互にフィールドゴールを失敗するなど、得点を挙げられずに前半を終えている。

第3クオーター開始直後にはディフェンシブバック(DB)ブレント・グライムスがニュートンのパスをインターセプトし、そのまま31ヤードを走ってリターンタッチダウンを決め、バッカニアーズが逆転に成功。パンサーズもクオーター中盤にニュートンからジンJr.への39ヤードパスで敵陣へと進み、続けてギャノが54ヤードのフィールドゴールを成功させてスコアを同点にする。クオーター終了直前にはタンディーがニュートンのパスを再びインターセプトし、バッカニアーズが得点のチャンスを作って最終クオーターに突入した。

バッカニアーズはロジャースの17ヤードランで敵陣に前進したが、フィールドゴールをブロックされて得点できない。対するパンサーズも、ニュートンからWRケルビン・ベンジャミンへの13ヤードパスで敵陣に攻め入るも、ここでギャノが再びフィールドゴールキックを失敗してしまう。直後のドライブでバッカニアーズはウィンストンのパスなどで着実に敵陣までボールを進めると、最後はウィンストンがWRマイク・エバンスへの10ヤードパスを通してタッチダウン、バッカニアーズがリードを手に入れた。パンサーズは直後のドライブでニュートンからベンジャミンへの5ヤードパスでタッチダウンを決めて1点差に詰め寄るも、直後の2ポイントコンバージョンに失敗し、逆転ならず。試合はそのままバッカニアーズが逃げ切って勝利している、

バッカニアーズQBウィンストンはパス35回中20回成功、202ヤード、1タッチダウン、1インターセプトで試合を終えている。WRエバンスはレシーブ5回、65ヤード、1タッチダウンをマーク。

パンサーズQBニュートンはパス32回中18回成功、237ヤード、1タッチダウン、3インターセプトと決して思い通りの活躍ができなかった。WRベンジャミンはレシーブ6回、93ヤード、1タッチダウンをマーク。Kギャノは3度フィールドゴールを失敗している。