ニュース

【2016年第17週】QBロモ出場のカウボーイズ、同地区4位のイーグルスに敗れる

2017年01月02日(月) 06:50

ダラス・カウボーイズのトニー・ロモ【AP Photo/Michael Perez】

現地1日(日)、NFC東地区4位が決定しているフィラデルフィア・イーグルスが同地区1位のダラス・カウボーイズをホームに迎えて最終戦に臨んだ。NFCディビジョン第1シードを確保するカウボーイズはランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットを温存。クオーターバック(QB)ダック・プレスコットは第1クオーターで退き、QBトニー・ロモとQBマーク・サンチェスが登板した。試合は同点で前半を折り返した後、イーグルスが後半に得点を加え、27対13で勝利を収めている。

イーグルスは最初の攻撃でフィールドゴールを決めて先制点を挙げる。カウボーイズもフィールドゴールを返した後、第2クオーターではプレシーズンに故障して以来、先発を退いていたQBトニー・ロモが今季初出場。ワイドレシーバー(WR)テレンス・ウィリアムスへのパスでタッチダウンを奪い、会場を沸かせた。カウボーイズは次のドライブでQBマーク・サンチェスを投入したが、5プレー後にはラインバッカー(LB)ジョーダン・ヒックスにパスをインターセプトされる。終盤にもヒックスが再びインターセプトに成功。イーグルスはタイトエンド(TE)ザック・アーツへのパスでタッチダウンし、10対10の同点に追いついた。

第3クオーターではカウボーイズがフィールドゴールでリードを奪うも、イーグルスがTEザック・アーツへの20ヤードタッチダウンパスで逆転する。その後、49ヤードフィールドゴールに失敗した後、33ヤードフィールドゴールが成功し、20対13とリードを広げた。第4クオーター終盤には自陣2ヤードからのカウボーイズのパントを、ディフェンシブエンド(DE)スティーブン・ミーンズがブロック。イーグルスはRBテレル・ワトソンがエンドゾーンに走り込み、タッチダウンで追加点。27対13の勝利で最終戦を飾った。

カウボーイズはQBトニー・ロモが1タッチダウン、QBマーク・サンチェスが2インターセプト。QB3人で計126ヤードを記録している。第2クオーターでWRデズ・ブライアントとTEジェイソン・ウィッテンがベンチに退いた。RBエゼキエル・エリオットも出場を見送っている。

イーグルスQBカーソン・ウェンツは245ヤード、2タッチダウン。TEザック・アーツが139ヤード、2タッチダウンで勝利に貢献した。

カウボーイズは13勝3敗でシーズンを終了。イーグルスは3連勝でスタートした後、後半は5連敗と苦しみ、NFC東地区4位、7勝9敗の成績に終った。