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カウボーイズ、QBロモが今シーズン初登場で初タッチダウン

2017年01月02日(月) 08:55


ダラス・カウボーイズのトニー・ロモ【AP Photo/Michael Perez】

ダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)トニー・ロモがフィールドに姿を現さなくなってから1年以上、フィラデルフィア・イーグルスとの2016年レギュラーシーズン最終戦でついにフィールドに登場したロモは相手のセカンダリーを全く寄せ付けず、今シーズン唯一となったドライブで見事にタッチダウンパスを通した。

第2クオーター、先発QBダック・プレスコットに代わって登板したロモはすぐさまチームのリードを10対3に広げる。

2015年11月26日以来となったロモのスローはワイドレシーバー(WR)テレンス・ウィリアムスに投じたロングパス。残念ながら、これはインコンプリートとなったが、それ以降のロモは完璧な内容で、1ドライブでパス4回中3回の成功、29ヤードで1タッチダウンを記録。WRデズ・ブライアントへの絶妙なパスは相手のパス妨害を誘い、これがウィリアムスへの3ヤードタッチダウンに結びついた。

球のスピードに加えてコントロールも抜群だったロモは一度のシリーズでその実力を証明してみせた。

ポストシーズンでプレスコットが負傷した場合のチーム最高の切り札として、長い間、実戦から離れていたベテランのロモに試合感覚を取り戻してほしいと願っていたカウボーイズ。今回のミッションは無事に達成されたようだ。

役目を終えたロモの代わりに、マーク・サンチェスがQBのポジションについた。

プレスコットは2ドライブでパス8回中4回の成功、37ヤードを記録。ロモに交代する直前に投じたWRブライアントへのこの試合最後のパスはインコンプリートとなった。

ヘッドコーチ(HC)のジェイソン・ギャレットは最終戦、先発メンバーを控えからスタートさせる安全策をとった。ランニングバック(RB)エゼキエル・エリオット、ラインバッカー(LB)ショーン・リーはいずれも出場しておらず、普段は控えのレフトタックル(LT)エメット・クリアリー、バックアップのレフトガード(LG)ジョー・ルーニーが先発している。