故障者情報:レイダース、QBマグロイン負傷でプレーオフの先発未定
2017年01月03日(火) 10:45オークランド・レイダースのクオーターバック(QB)マット・マグロインが現地1日(日)に行われたレギュラーシーズン最終戦で肩を負傷した。その翌日、ヘッドコーチ(HC)ジャック・デル・リオは今週土曜日の試合に先発させるQBに関してはまだ決定していないと語った。
デル・リオは2日、記者に対して「今週の練習を見て決めていく。コナー(クック)かマットになるだろう。練習でのパフォーマンス次第だが、試合に出しても安心できるような選手を選びたい」と伝えている。
デル・リオはマグロインがMRI撮影を行い、その結果が“単なる炎症”であったこと認めた。
しかし、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはオークランド・レイダースがクオーターバック(QB)マット・マグロイン(肩)についてはさほど楽観的な姿勢を見せていないことも伝えている。マグロインは土曜日に行われるヒューストン・テキサンズ戦への出場は危ういが、まだ今のところは除外されていない。レイダースはフリーエージェントのギャレット・ギルバートを練習生として契約する予定で、ギルバートはプレーオフまでにアクティブ登録されるだろうとラポポートは伝えている。
【その他、現地2日までに判明している各チーム故障者情報】
1.ヒューストン・テキサンズのHCビル・オブライエンはQBトム・サベージの健康状態、プレーオフのQB先発について明日には回答すると明言。サベージは先週、24対17で敗戦を喫したテネシー・タイタンズ戦で脳震とうを発症している。
2.シアトル・シーホークスのヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルはランニングバック(RB)のC.J.プロサイス(肩甲骨)が数週間以内に試合復帰可能であると語った。ただし、これはシーホークスがプレーオフで勝ち残っている事が前提となる。
3.アリゾナ・カーディナルスのHCブルース・エリアンスは2日、ランニングバック(RB)デビッド・ジョンソンが負傷したMCL(膝内側側副靭帯/ひざないそくそくふくじんたい)の手術を受ける必要はなさそうだと語った。
4.マイアミ・ドルフィンズのHCアダム・ゲイズは日曜日に行われるAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)ワイルドカードゲームにライアン・タネヒル(膝)が出場可能となるかどうかは練習を見てからだと語った。
5.カロライナ・パンサーズのQBキャム・ニュートンは1日、故障がちの肩に関し、手術は要せずに休ませることが必要だと語った。
6.今シーズン、ワイドレシーバー(WR)として初めて1,000ヤード超えを記録したクリーブランド・ブラウンズのテレル・プライアーが手術を受ける。プライアーは現地3日(火)、記者に対して水曜日に損傷した指の靭帯(じんたい)を手術し、リハビリに取り組むことを伝えた。なお、この手術はクリーブランドで行われる予定。プライアーは33対13で黒星を喫した第15週のバッファロー・ビルズ戦、試合途中に指を負傷した。ビルズ戦でプレーを続行したプレイアーはレギュラーシーズン最後の2試合を欠場している。
7.アトランタ・ファルコンズのHCダン・クインは2日、記者に対してアウトサイドラインバッカー(OLB)のビック・ビーズリー(肩)が今日以降、制限を受けずに練習参加が可能であると伝えた。クインはまた、タイトエンド(TE)オースティン・フーパー(膝)、テイラー・ガブリエル(足)がいずれも今週中に練習復帰可能であるとも明かしている。
8.グリーンベイ・パッカーズのHCマイク・マッカーシーは日曜日のデトロイト・ライオンズ戦で首を負傷し、カートに運ばれてフィールドを後にしたディフェンシブバック(DB)クインテン・ロリンズが一晩をデトロイト市内で過ごした後、グリーンベイに戻ったことを明かした。本人は「全て順調、大丈夫そうだ」と述べている。