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コルツは来季もHCパガーノ続投か

2017年01月03日(火) 13:35

インディアナポリス・コルツのチャック・パガーノ【AP Photo/Darron Cummings】

現在、NFL界を席巻しているヘッドコーチ(HC)解任の波がインディアナポリス・コルツにも向かってきている。だが、チャック・パガーノHCは自身の進退について来季も変わらないと強気の姿勢を見せた。

現地2日(月)、来季のHC職に向けて不安はあるかと問われたパガーノは「それはない」と否定。

パガーノは記者からの「自分がそう考えているだけでは?」との質問に対し、「物事を見る時にはいつも半分の可能性があると思って見ている」と答え、「来季もコルツのHCをできない理由が今のところは見当たらない」と語った。

しかし、まだ、パガーノはオーナーのジム・アーセイと直接会っていない。アーセイは先月、『NFL.com』に対して、「何かを変える可能性は低い」と語っていたものの、最後には「だまって座り、徹底的にシーズンを調べる」とコメントしている。

2シーズン連続でプレーオフ進出を逃し、パガーノとジェネラルマネジャー(GM)ライアン・グリッグソンには説明責任が問われることは確かだ。とりわけ、チームの看板選手であるクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックを守るオフェンシブライン、あるいは、リーグ最高峰の守備陣形成に失敗したGMグリッグソンには当たりが厳しそうではある。コルツの今シーズンはフラストレーションの溜まるものだった。QBラックの力を最大限に引き出すにはどうすべきか、迷いに迷ったシーズンだったのではないか。

パガーノは「8勝8敗という成績は満足のいくものではない。その責任は私にある」と述べ、続けてこのようにも発言している。

「選手たちには来シーズンのメンバーが、今いるメンバーと同様であることはないだろうとは伝えた。これが厳しい現実だ。また、彼らにはこうも話した。先のことは心配するなと、今をどうするかについて考えろと」

これはパガーノが自分自身に一番言い聞かせたかった言葉なのかもしれない。