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チャージャーズQBリバース、トレードを否定

2017年01月18日(水) 11:35

チャージャーズのフィリップ・リバース【AP Photo/Alex Gallardo】

サンディエゴ・チャージャーズのロサンゼルス移転が正式決定となり、ファンの中ではチーム看板選手のクオーターバック(QB)フィリップ・リバースについての憶測が飛び交っていた。果たして、リバースは残りのキャリアをロサンゼルスで終えるのだろうか。

2015年シーズンが終了した時点で、思慮深いリバースは自身の引退時期について思い巡らせていた。当時のリバースは巨大都市ロサンゼルスへの移転時期がそのタイミングであることを匂わせている。

リバースが本拠地移転について“ほぼ何も”特別な感情がわかなかったと認めた後の現地16日(月)、リバースが今オフシーズンのトレードに向けた準備をしているとの根も葉もない報道がなされた。

地方新聞『San Diego Union-Tribune(サンディエゴ・ユニオン・トリビューン)』のケビン・エイシーによると、リバースは火曜日にその報道を一笑に付したという。

エイシーは『Twitter(ツイッター)』上でリバースに関し、「もう一度言う。フィリップ・リバースはサンフランシスコ・49eresにトレードされることはない。トレード条項などもなく、ロサンゼルスで問題ないとのことだ。これは本人による情報だ」と投稿。

『ESPN.com』のジム・トロッターがうわさの真相を確かめるべくリバースに問うと、リバースは「それは初めて聞いたね」と答えている。

2015年のリバースは長引いた契約交渉やクラブの将来的なビジョンについて不満を募らせる時期もあったが、若い世代の台頭もあり、ここ2シーズンは自身も若さを取り戻したような活躍を見せている。

リバースは昨年の2月に「若い世代がチームの中心的存在へと成長していく姿を見るのはわくわくする。(コーナーバック/CBのジェイソン)ベレットやラインバッカー(LB)たちは頼りになる存在だ。ディフェンス陣が若返っていくのを見られて胸が躍るよ」と語っていた。

チャージャーズはディフェンシブエンド(DE)に超大型新人のジョーイ・ボサを加え、将来の殿堂入り候補であるタイトエンド(TE)アントニオ・ゲイツの後継者には若手のハンター・ヘンリーが名乗り出てきた。

生まれ変わった新生ロサンゼルス・チャージャーズが2017年に頂点を目指す中、チームが核となる選手を手放すはずがないだろう。