現地19日（木）、ピッツバーグ・スティーラーズのタイトエンド（TE）ラダリアス・グリーンとラインバッカー（LB）ジェームス・ハリソンが練習を欠席した。いずれもチームの中心選手である。

グリーンはいまだ脳震とうプロトコル中であるが、今回の欠席理由は体調不良によるもの。一方のハリソンは肩と三頭筋の負傷が理由であった。

中心選手が練習不参加となるとチームも不安を感じざるを得ないが、ヘッドコーチ（HC）マイク・トムリンは今週末の試合に支障はきたさないと発言している。

『ESPN』によれば、トムリンは「言い訳をするつもりはない。する必要もないんだ。いよいよカンファレンスの最終決戦。試合に向けて準備態勢を整えるのみで、シーズンを通してこういう事はよくある」と語ったという。

スターランニングバック（RB）リビオン・ベルも練習を欠席したが、これは個人的な理由であったとチームが公表している。『NFL Network（NFLネットワーク）』のアディティ・キンカブワラがベルの練習欠席はニューイングランド・ペイトリオッツ戦に影響を及ぼすかと質問した際、トムリンは“全く問題ない”と返答した。

グリーンの他にも、キッカー（K）クリス・ボスウェル、センター（C）B.J.フィニー、ワイドレシーバー（WR）ダリウス・ヘイワード・ベイ、バックアップのクオーターバック（QB）ザック・メッテンバーガーはいずれも体調不良のフル参加者として故障者報告書に登録されている。

【その他、19日までに判明している各チーム故障者情報】

1．『NFL Network（NFLネットワーク）』のティファニー・ブラックモンはアトランタ・ファルコンズのWRフリオ・ジョーンズがつま先の負傷によって練習に欠席したと伝えた。ジョーンズは同負傷箇所が理由でレギュラーシーズン終盤の数試合に欠場していたものの、シーズン終了直前の2試合で復帰し、ここまでのプレーオフにも参戦している。

地方紙『Atlanta Journal Constitution（アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション）』によると、ジョーンズは「大丈夫、試合には問題ない」とコメントしたそうだ。WRテイラー・ガブリエル（足）、ディフェンシブタックル（DT）ジョナサン・バビノー（肩）は制限付きで練習に参加。セーフティ（S）キアヌ・ニール（足）はフルで参加した。

2．グリーンベイ・パッカーズWRのダバンテ・アダムス（足首）、ジェロニモ・アリソン（足）は今週末の試合に出場予定。チームのナンバーワンターゲットで、いまだリハビリグループ参加中のジョーディ・ネルソン（肋骨／ろっこつ）は出場不可能である確率が高い。　

3．ペイトリオッツのTEマーテラス・ベネット（膝）、WRのダニー・アメンドーラ（足首）、クリス・ホーガン（もも）、マルコム・ミッチェル（膝）、LBドンタ・ハイタワーは制限付きで練習に参加。