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ペイトリオッツCBバトラー、WRジョーンズと念願の対戦

2017年01月24日(火) 12:36

ニューイングランド・ペイトリオッツのマルコム・バトラー【AP Photo/Elise Amendola】

5年前、ウエストアラバマ大学で3年生だったマルコム・バトラーはNFLの夢物語を描いていた。その内の1つがアトランタ・ファルコンズのスターワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズと対戦するという夢だ。

2012年12月にバトラーが『Twitter(ツイッター)』に投稿した内容がこちら。

「フリオ・ジョーンズのカバレッジをしてみたい・・・笑・・・本気だぜ?」

バトラーが自身のツイートを覚えていないことは間違いないだろうが、今まさにつぶやいた内容が現実に起きようとしている。バトラーは次戦までに数百回以上も頭の中で対戦をイメージするのだろう。

バトラーの願い事はほぼ叶ってしまった。ニューイングランド・ペイトリオッツとファルコンズは第51回スーパーボウルで相まみえる。いよいよ、ドラフト外からペイトリオッツのナンバーワンコーナーバック(CB)にまで上り詰めたバトラーとフットボール界ナンバーワンWRとも称されるジョーンズとの直接対決をこの目で見られるのだ。

バトラーにとってタフな戦いにはなるが、自信を持ってこの試合に臨むべきだろう。バトラーは現地22日(日)のピッツバーグ・スティーラーズ戦でWRアントニオ・ブラウンを完璧に押さえ込んでいる。『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』によると、ランルートにおいてバトラー主体でブラウンをカバレッジした際、ブラウンがターゲットにされたのはたったの4回だった。ブラウンはわずか2キャッチ、24ヤードの成績。バトラーはブラウンへのアテンプトを1度は完璧に失敗させている。

バトラーのこの活躍がジョーンズに対しても通用した場合、ペイトリオッツはまた1つ、地元フォックスボロへとヴィンス・ロンバルディ・トロフィーを持ち帰ることになるだろう。