ペイトリオッツCBバトラー、WRジョーンズと念願の対戦
2017年01月24日(火) 12:365年前、ウエストアラバマ大学で3年生だったマルコム・バトラーはNFLの夢物語を描いていた。その内の1つがアトランタ・ファルコンズのスターワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズと対戦するという夢だ。
2012年12月にバトラーが『Twitter(ツイッター)』に投稿した内容がこちら。
I wanna check julio jones…lol……real talk doe..
— Malcolm CB Butler (@Mac_BZ) 2012年12月23日
「フリオ・ジョーンズのカバレッジをしてみたい・・・笑・・・本気だぜ?」
バトラーが自身のツイートを覚えていないことは間違いないだろうが、今まさにつぶやいた内容が現実に起きようとしている。バトラーは次戦までに数百回以上も頭の中で対戦をイメージするのだろう。
バトラーの願い事はほぼ叶ってしまった。ニューイングランド・ペイトリオッツとファルコンズは第51回スーパーボウルで相まみえる。いよいよ、ドラフト外からペイトリオッツのナンバーワンコーナーバック(CB)にまで上り詰めたバトラーとフットボール界ナンバーワンWRとも称されるジョーンズとの直接対決をこの目で見られるのだ。
バトラーにとってタフな戦いにはなるが、自信を持ってこの試合に臨むべきだろう。バトラーは現地22日(日)のピッツバーグ・スティーラーズ戦でWRアントニオ・ブラウンを完璧に押さえ込んでいる。『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』によると、ランルートにおいてバトラー主体でブラウンをカバレッジした際、ブラウンがターゲットにされたのはたったの4回だった。ブラウンはわずか2キャッチ、24ヤードの成績。バトラーはブラウンへのアテンプトを1度は完璧に失敗させている。
バトラーのこの活躍がジョーンズに対しても通用した場合、ペイトリオッツはまた1つ、地元フォックスボロへとヴィンス・ロンバルディ・トロフィーを持ち帰ることになるだろう。