カウボーイズHCギャレット、“来季ロースターは未定”
2017年01月26日(木) 09:23ダラス・カウボーイズのヘッドコーチ(HC)ジェイソン・ギャレットは自身のチームスタッフが来週は休暇を取るとし、2017年に向けた準備を整えるべく第51回スーパーボウル後の現地7日(火)に本部に集合すると語った。
つまるところ、クオーターバック(QB)トニー・ロモに関する具体的な話はまだ一切出てきていないということだ。
プロボウルの練習初日を終えた後、ギャレットは「シーズンが終了して以来、選手個人についての話し合いはまだしていない」と語った。
HCとしてスーパーボウルに進出したかったのはもちろんだろうが、ギャレットにとっては自軍の選手が多数出場するプロボウルで何か得るものがあるのではないだろうか。後にワイドレシーバー(WR)デズ・ブライアントも加わり、カウボーイズからプロボウルに出場する選手は7人となった――QBダック・プレスコット、ランニングバック(RB)エゼキエル・エリオット、タックル(T)タイロン・スミス、(C)トラビス・フレデリック、ガード(G)ザック・マーティン、アウトサイドラインバッカー(LB)ショーン・リーが選出、もしくは、欠場する選手の代役としてプロボウルに出場予定だ。
カウボーイズは接戦でグリーンベイ・パッカーズ戦に敗れたという記憶を振り払わなくてはならない。楽しみながら練習できるという環境は13勝3敗というシーズンを祝福するのに支障はないだろう。
ギャレットは「このリーグではそうしなくてはならないんだ。今そこにある仕事に集中するだけ。2016年のシーズンは素晴らしかったし、2017年にはまたいいチームが作れるはず。われわれはこの機会を楽しんでいるし、チームとしてこれからより良くなっていくのが楽しみだ」と述べた。
トニー・ロモのトレードに関する議論は今オフシーズンを通して絶えないだろうが、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはロモの価値がピークに達するまでカウボーイズがロモを手放さない可能性もあり、この状況はサム・ブラッドフォードのパターンに似ているとも報じている。
ギャレットはプロボウルの間だけでもロモに関する議論の小休止を願っているに違いない。